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東條英機~「独裁者」を演じた男~(文春新書 1273)

一ノ瀬 俊也  著

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価格 \1,320(税込)         

発行年月 2020年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 383p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784166612734
商品コード 1031842454
NDC分類 289.1
個人件名 東条/英機
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年08月5週
書評掲載誌 日本経済新聞 2020/09/12、東京・中日新聞 2020/09/27
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031842454

内容

敗戦の責任を一身に背負わされた東條英機。しかし、その実像は、意外に知られていない。日本の航空事情を知り尽くし、メディアを使った国民動員を実践した宰相は、なぜ敗れ去ったのか。「総力戦指導者」としての東條を再検証する。


「東條は軍人、戦争指導者として1930年代以降、航空戦と総力戦を相当に重視し、それを国民に語りかけてもいた。東條の行動の背後には、彼なりの戦争指導者としての自己意識や使命感があったのである。「総力戦」指導者としての東條の実像を、その発言や行動に基づき明らかにすることが、本書の目的である。(「はじめに」より)

本書の内容

・永田鉄山の側近にして、最も有望視された後継者
・軍内部の派閥抗争で頭角を現す
・初代陸軍航空総監部としての活動
・陸軍の「総力戦」思想を受け継ぐ
・陸軍大臣から首相へ。いかにして東條は「選ばれた」のか
・本気でアメリカと開戦する気はあったのか
・私服で配給に並び国民と対話する「庶民派」になった理由
・首相、陸相、参謀総長、軍需相などの兼務を繰り返す必要があったのか
・海軍との激しい「物資」の奪い合い
・航空戦の重視と日本の生産力の実情
・なぜ、戦時下の東條批判を許さなかったのか
・首相としてはじめて行った外遊
・東京裁判という舞台で、一世一代の「演技」

批判にも礼賛にも偏ることなく、
史料と証言に基づいた東條英機の姿を描く。

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