小説北里柴三郎~ドンネルの男~
山崎 光夫
著
発行年月 |
2020年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
335p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784492062142 |
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商品コード |
1031849143 |
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NDC分類 |
913.6 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031849143 |
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著者紹介
山崎 光夫(著者):山崎 光夫(ヤマザキ ミツオ)
作家
1947年福井市生まれ。早稲田大学卒業。TV番組構成業、雑誌記者を経て、小説家となる。1985年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。特に医学・薬学関係分野に造詣が深く、この領域をテーマに作品を発表している。主な著書として、『ジェンナーの遺言』『精神外科医』『ヒポクラテスの暗号』『サムライの国』『風雲の人 小説・大隈重信青春譜』『開花の人 福原有信の資生堂物語』『薬で読み解く江戸の事件史』『小説 曲直瀬道三』など多数。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。「福井ふるさと大使」も務めている。
内容
日本近代医学の父・北里柴三郎。破傷風菌の純粋培養、ペスト菌の発見など世界でも知られた医学者である。北里は医師として活躍しただけでなく、日本医師会および日本細菌学会初代会長、慶應義塾大学医学部創設という実績からもわかるように、オーガナイザー、経営者としての手腕も存分に発揮した。このような人物であるにも関わらず、北里に関する伝記・小説は子供向けの伝記以外に極めて少ない。
著者の山崎氏は、北里の秘書・田畑重明が日常を克明に記した日誌(未公開の一級資料)を入手し、それをもとに2002年4月から「週刊東洋経済」で「ドンネルの男」として連載された。
北里柴三郎は、ペスト菌を発見し、日本の医学、細菌学の基礎を築き、第一回ノーベル賞の候補にもなった世界的な医学者である。また、2024年には新千円札の肖像にも登場する。
コロナ禍の今こそ知っておきたい日本の近代医学の礎を築いた北里柴三郎の生涯!!