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ぼくは6歳、紅茶プランテーションで生まれて。~スリランカ・農園労働者の現実から見えてくる不平等~
栗原俊輔
著
発行年月 |
2020年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
142p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/農学/作物学 |
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ISBN |
9784772614306 |
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商品コード |
1031871602 |
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NDC分類 |
617.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031871602 |
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著者紹介
栗原俊輔(著者):宇都宮大学国際学部准教授
1967 年生まれ。
1990 年、専修大学経済学部経済学科を卒業。その後渡米し、2000 年、米国School for International Training を修了(Master’s Program in International and Intercultural Management)。2013年横浜国立大学国際社会科学研究科にて博士号(学術)取得。
国際NGO「CARE USA」のスタッフとして、長年スリランカの紅茶プランテーションの労働者を支援するプロジェクトに携わり、その後JICA の専門家としても、スリランカで勤務。労働者コミュニティを中心に、途上国での構造的貧困への有効な支援方法、および国際社会や先進国消費者側コミュニティの効果的なかかわり方を研究し、2014 年より現職。
共著に『スリランカを知るための58 章』(2013 年、明石書店)がある。
内容
1杯の紅茶を通して見えてきたのは、19世紀から時がとまったような、あまりにアンフェアなこの世界の苦い現実。
スリランカの紅茶プランテーションでは、
きょうも女性労働者は茶葉を手づみし、男性労働者は肉体労働に汗を流します。
封建的な労働環境・不衛生な住環境・社会からの差別的な待遇……
人生の選択肢は望まなくてもただ一つ。
母も父も祖母も祖父も、みんな同じように農園労働者になってきました。
閉ざされた社会のシステム、暮らしぶり、そして差別。
21世紀にもなって、あまりにアンフェアなこの世界の現実。
日本で紅茶を飲む私たちにできること。