【MeL】輻射輸送と輻射流体力学 (シリーズ<宇宙物理学の基礎> 3)
梅村 雅之, 福江 純, 野村 英子 著
※表示価格は「学術機関向け・同時1アクセス」の価格となります。ご注文を承った際には、実際のご契約内容により算出した価格でご請求いたします。
内容
目次
第1章 宇宙における輻射と流体 1.1 宇宙における輻射の働き 1.2 エネルギー輸送としての輻射の役割 1.3 ダイナミックスへの輻射の影響 1.4 輻射と天体の見え方 1.5 輻射流体力学の基礎方程式 1章の章末問題 第2章 物質と輻射の熱平衡 2.1 黒体輻射とキルヒホッフの法則 2.2 プランク分布 2.3 種々の温度 2.4 ボルツマンの式 2.5 サハの式 2.6 アインシュタイン係数 2.7 詳細釣合 2.8 熱力学平衡,局所熱力学平衡,非局所熱力学平衡 2章の章末問題 第3章 輻射輸送方程式 3.1 輻射強度 3.2 平均自由行程と光学的厚み 3.3 放射係数・吸収係数・散乱係数 3.4 輻射輸送方程式と簡単な解 3.5 源泉関数とその物理的意味 3.6 放射・吸収のミクロ過程 3.7 いろいろな座標系における輻射輸送方程式 3章の章末問題 第4章 輻射場の物理量 4.1 輻射ストレステンソルの定義 4.2 輻射エネルギー密度および平均強度 4.3 輻射流束およびエディントン流束 4.4 輻射応力テンソルおよびK積分 4.5 輻射圧と輻射力 4章の章末問題 第5章 モーメント定式化とエディントン近似 5.1 平行平板大気のモーメント方程式 5.2 エディントン近似 5.3 拡散近似(ロスランド近似,1次近似) 5.4 光学的に厚い領域から薄い領域まで 5.5 球対称大気のモーメント式 5.6 3次元空間でのモーメント式 5章の章末問題 第6章 輻射輸送方程式の解析的な解き方 6.1 半無限平行平板大気の方程式と境界条件 6.2 輻射輸送方程式の形式解と近似解法 6.3 ミルン-エディントン近似での解析解 6.4 球対称大気の輻射輸送 6章の章末問題 第7章 輻射輸送方程式の数値的な解き方 7.1 平行平板大気の数値解法 7.2 球対称大気の数値解法 7.3 3次元空間での数値解法 7章の章末問題 第8章 スペクトル線と輻射輸送 8.1 スペクトル線の概要 8.2 線プロファイルの性質 8.3 線輻射輸送方程式と解析的モデル 8.4 スペクトル線の成長曲線 8.5 完全再分配と部分再分配 8.6 ガスの運動と線輻射輸送 8章の章末問題 第9章 輻射流体力学の基礎方程式 9.1 ボルツマン方程式と輻射輸送方程式 9.2 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)^0 9.3 輻射と物質の基礎方程式;O(v/c)^1 9.4 輻射抵抗と輻射粘性 9章の章末問題 第10章 天体大気の構造と輻射 10.1 恒星大気における輻射の働き 10.2 星間物質における輻射効果 10.3 降着円盤と輻射輸送 10.4 惑星大気と輻射輸送 10章の章末問題 第11章 輻射駆動風と輻射優勢降着流 11.1 輻射圧駆動球対称風と球対称降着流 11.2 線駆動風 11.3 降着円盤風と宇宙ジェット 11.4 超臨界降着流 11章の章末問題 第12章 輻射流体波動と輻射流体不安定 12.1 断熱音波と輻射音波 12.2 輻射流体波動 12.3 輻射性衝撃波 12.4 電離波面 12.5 輻射流体不安定 12章の章末問題 第13章 相対論的輻射輸送と相対論的輻射流体力学 13.1 特殊相対論における輻射場のまとめ 13.2 相対論的輻射輸送の基礎方程式 13.3 相対論的輻射流体力学の基礎方程式 13.4 共動系における相対論的輻射輸送方程式 13.5 コンプトン散乱とカンパニーツ方程式 13章の章末問題 付録 A 輻射の素過程:不透明度と冷却関数 B マクスウェル-ボルツマン分布 C 相対論的な状態方程式と音速 参考文献 定数表 記号表 章末問題の略解 索引
カート
カートに商品は入っていません。