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戦国の忍び(角川新書 K-333)
平山 優
著
発行年月 |
2020年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
350p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784040823591 |
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商品コード |
1031946357 |
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NDC分類 |
210.47 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年10月3週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2020/10/10、日本経済新聞 2020/11/07、朝日新聞 2020/11/21、毎日新聞 2020/12/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031946357 |
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著者紹介
平山 優(著者):1964年、東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭。2016年放送の大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当。著書に、『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』『武田氏滅亡』『戦国大名と国衆』(角川選書)、『天正壬午の乱 増補改訂版』(戎光祥出版)、『真田三代』『真田信之 父の知略に勝った決断力』(ともにPHP新書)などがある。
内容
戦国時代の合戦の裏では、本当に「忍者」が活躍していた!
これまでフィクションの中でしか考えられなかった戦国時代の忍者。
実像は闇に包まれ、江戸時代に書かれた軍記物や、忍術伝書から想像するしかなかった。
しかし、史料に断片的に残されていた、忍びにまつわる記述を丹念に読み解くことで、その驚きの実態が明らかとなった。
これまでの戦国合戦研究を覆す、気鋭の歴史学者による最新研究!
■各紙で絶賛の書評、続々掲載!
2020年10月2日 山梨日日新聞
2020年11月7日 日本経済新聞
2020年11月14日 信濃毎日新聞
2020年11月21日 朝日新聞 (評者・呉座勇一)
2020年12月4日 中日新聞夕刊 (評者・山田雄司)
2020年12月19日 毎日新聞 (評者・磯田道史)
■目次
はじめに
第1章 江戸時代における忍びの認識
1 忍びとはどのような人々であったか――『武家名目抄』
2 忍びのマニュアルと心構え――『軍法侍用集』
3 武田の軍記物に描かれた忍び――『甲陽軍鑑』
4 忍びの別称
第2章 戦国の忍びの登場
1 伊賀と甲賀
2 武田の透波、北条の風魔、伊達の黒脛巾
3 悪党と忍び
第3章 草、野臥、かまり
1 草、草調義
2 伏兵、伏勢、伏調儀
3 野臥、かまり
第4章 城の乗っ取り、放火、決死の諜報活動
1 城乗っ取りと忍び
2 忍びによる潜入と放火
3 目付の活動
第5章 戦国大名と忍び
1 中世の夜と忍びの世界
2 忍びの運命
3 足軽と忍び
おわりに――戦国の忍びとはどのような人々だったのか
あとがき
参考文献一覧