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読書の歴史を問う~書物と読者の近代~ 改訂増補版
和田 敦彦
著
発行年月 |
2020年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
327p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/図書館情報学 |
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ISBN |
9784909658340 |
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商品コード |
1031968458 |
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NDC分類 |
019.021 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031968458 |
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著者紹介
和田 敦彦(著者):1965年、高知県生まれ。1996年、信州大学人文学部助教授、2007年、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授、2008年、同教授。コロンビア大学(2005-2006)客員研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(2013)、ヴェニス国際大学(2016)、ローマ大学サピエンツァ(2017)、サンパウロ大学(2019)招聘教授。
専門は日本近代文学研究、及び出版・読書史研究。著書に『読むということ』(ひつじ書房、1997年)、『メディアの中の読者』(ひつじ書房、2002年)、『書物の日米関係』(新曜社、2007年)、『越境する書物』(新曜社、2011年)、『読書の歴史を問う』(旧版、笠間書院、2014年)、編著に『国定教科書はいかに売られたか』(ひつじ書房、2011年)、『明治期書店文書 信州・高美書店の近代』(1-6巻、2017-2018年、金沢文圃閣)等がある。2007年からリテラシー史研究会を主催、同年より機関誌『リテラシー史研究』(年刊)を刊行。
内容
私たちは、読書を自分一人で行う孤独で内面的な営みだと思いがちだが、読書は一人では決して成り立たない。
では読書とはどのようなものなのだろうか。そこにはどんな問いが隠れているのか。
本書はそんな多様な問いを調べ、考えていくための実践的なマニュアルである。
文学×教育学×歴史学、出版×流通×販売、など諸学が交差する「読書の歴史」という地点で、何をどう調べ、学べばいいのか。
学び、調べることの豊かな可能性や広がりを存分に伝える名著の改訂増補版、遂に刊行!
【読書は、それぞれの時代、場所で同じような行為、経験としてあったわけではない。また、書物と読者の間だけでなりたつ孤立した行為でもない。この当たり前のことが、読書を学び、調べることの豊かな可能性や広がりを作り出す。ある時期や地域の読者を問うたり、あるいは書物を作り、運び、紹介したり、保存したりする行為を研究したり、学んだりすることに結びついていく。本書は、こうした読書の歴史に関わる多様な問いを調べ、考えるための実践的なマニュアルのようなものだ。】……「おわりに」より