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大江健三郎全小説全解説

尾崎 真理子  著

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価格 \3,850(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 514p,11p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065195062
商品コード 1031975397
NDC分類 910.268
個人件名 大江/健三郎
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2020年10月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/09/26、朝日新聞 2020/11/14、朝日新聞 2020/12/26、日本経済新聞 2022/08/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031975397

著者紹介

尾崎 真理子(著者):1959年宮崎県生まれ。1990年初頭から読売新聞記者として、大江健三郎氏へのインタビューや評論執筆を続ける。『大江健三郎 作家自身を語る』(2007年)の聞き手、構成を務めた。著書に『現代日本の小説』、『ひみつの王国 評伝石井桃子』(芸術選奨文部科学大臣賞、新田次郎文学賞)、『詩人なんて呼ばれて』(谷川俊太郎氏との共著)など。2016年度日本記者クラブ賞受賞。

内容

新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。

目次
はじめに
よろしい、僕は地獄に行こう!
惨憺たる青年たち
封印は解かれ、ここから新たに始まる
復元された父の肖像
神話としての「個人的な体験」
知と懐かしさの容れ物として
ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
果てしなく多義的な偽史をめざす
アメリカの影が差す女性たち
予戒としての近未来SF
青年の夢想と酷たらしさ
世紀末に集中した「魂のこと」
再びの「カラマーゾフ万歳!」
永遠のモラリスト、伊丹十三
「晩年のスタイル」こそ苛烈に
大江健三郎年譜
『大江健三郎全小説』収録作リスト
文献一覧
索引

目次

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