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「生きるに値しない命」とは誰のことか~ナチス安楽死思想の原典からの考察~ 新版(中公選書 111)

森下 直貴, 佐野 誠  著

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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2020年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,227p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般
ISBN 9784121101112
商品コード 1031985789
NDC分類 498.2
基本件名 優生学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年10月3週
書評掲載誌 読売新聞 2020/11/15
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031985789

著者紹介

森下 直貴(著者):森下直貴

1953年生まれ。東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科(博士課程)単位取得退学。著書に『生命と科学技術の倫理学』(共著、丸善出版、2016年)、『シスム倫理学的思考』(幻冬舎メディアコンサルティング、2020年)など。
佐野 誠(著者):1954年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。著書に『ヴェーバーとナチズムの間――近代ドイツの法・国家・宗教』(名古屋大学出版会、1993年)『ヴェーバーとリベラリズム』(勁草書房、2007年)など。

内容

「役に立つ/立たない」で命を選別できるのか。ナチス安楽死政策を理論的に支えたのが、刑法学者ビンディングと精神科医ホッヘによる共著『生きるに値しない生命の殺害の解禁』(一九二〇年)であった。この本の翻訳に批判的評注を加えて二〇〇一年に刊行されたのが『「生きるに値しない命」とは誰のことか』(窓社)であり、高い評価を得ながら、長らく絶版状態にあった。



 原著刊行から一〇〇年、完訳決定版に安楽死についての近年の議論と相模原事件などを踏まえた論評的評注論文を加え、超高齢社会の「命」を問う。

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