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こころと身体の心理学(岩波ジュニア新書 923)
山口 真美
著
発行年月 |
2020年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,221p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/実験心理 |
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ISBN |
9784005009237 |
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商品コード |
1031988710 |
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NDC分類 |
141.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年11月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2020/11/01 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031988710 |
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著者紹介
山口 真美(著者):山口真美(やまぐち まさみ)
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻修了後、ATR人間情報通信研究所・福島大学生涯学習教育研究センターを経て、中央大学文学部心理学研究室教授。博士(人文科学)。日本赤ちゃん学会副理事長、日本顔学会、日本心理学会理事。著書に、『赤ちゃんの視覚と心の発達』(共著、東京大学出版会)、『自分の顔が好きですか?――「顔」の心理学』(岩波ジュニア新書)、『発達障害の素顔――脳の発達と視覚形成からのアプローチ』(講談社ブルーバックス)など。
新学術領域「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築――多文化をつなぐ顔と身体表現」のリーダーとして、縄文土器、古代ギリシャやローマの絵画や彫像、日本の中世の絵巻物などに描かれた顔や身体、しぐさについて、当時の人々の身体に対する考えを想像しながら学んでいるところ。本書執筆中のコロナ下、ディスタンシングを取る日本ならではの初対面の挨拶の「お辞儀」のあり方やマスクの扱われ方についても考え中。
内容
SNSやバーチャルリアリティが普及し、身体の捉え方は多用化している。一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ、他者の痛みにも気づかせてくれる。金縛り、絶対音感、文字に色や形に味を感じる共感覚、全盲者がつくりあげる空間世界——様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した、今を生きるための身体論。