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平成・令和食ブーム総ざらい~何が食べたいの、日本人?~(インターナショナル新書 059)

阿古 真理  著

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価格 \880(税込)         

発行年月 2020年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 189p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学
ISBN 9784797680591
商品コード 1032016958
NDC分類 383.81
基本件名 食生活-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年11月3週
書評掲載誌 読売新聞 2020/10/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032016958

内容

1億総グルメへと突っ走った平成ニッポン、そして令和へ
バブル景気にも後押しされて、身も心も満腹状態を求めて突っ走った平成ニッポン。雑誌『Hanako』や『dancyu』が先導し、『ミシュラン・ガイド』が立ち上がれば一億総グルメ状態へ。
日本人は何を思い、何を食べたのか? 美味しい歴史と思い出を振りかえりつつ、分析。
そして令和。タピオカドリンク店に行列したのはなぜ? 人気の理由はプニュプニュの食感だけではなかった!? コロナウイルス感染でベーキングパウダーが品切れを起こした理由まで、グルメブームを総ざらい。
●「イタ飯」が教えてくれたティラミスの斬新さ
●マカロンでピークを迎えた平成のスイーツブーム
●じつは何度め? の韓国料理ブーム
●令和のタピオカ人気、お茶そのものの美味しさが立役者!?
●コロナ禍、ステイホーム家庭がお菓子作りの場に

【目次より】
第1章 情報化が進んだ30年
『Hanako』族の誕生/『dancyu』の成立/『料理の鉄人』革命/『夏子の酒』がもたらしたもの/「食べる通信」とは何か/レシピサイトの登場/『孤独のグルメ』の人気ぶり/「インスタ映え」が意味するものは?

第2章 グルメが定着していく時代
デパ地下ブーム/生春巻き大人気/2度の韓国料理ブーム/「チキンライス」で思い浮かべるのは?/スパイスカレーの誕生が意味するもの/ゴーヤーが注目された理由/空弁の登場/赤身肉に注目/
B級グルメの時代/なぜ唐揚げは愛されるのか?/どこの町にも大戸屋

第3章 スイーツ・パン・ドリンク
ティラミスブームとは?/マカロン好き/チョコミントはなぜブームになったのか?/ビーン・トゥ・バーの登場/再発見されるバウムクーヘン/アジアの中のかき氷/
高級食パンはなぜ人気なのか/スタバがある町/2度目のクラフトビール/緑茶ドリンクの成立/タピオカ大ブーム

第4章 時代を映す食文化
平成米騒動とは?/「フード左翼」とは誰か?/「英国一家」大人気/フードロス問題を考える/スローフードブームがもたらしたもの/コロナ禍とベイキング

第5章 家庭料理の世界
在来作物に光を当てる/子ども料理に注目/社会現象化した栗原はるみ/辰巳芳子が注目された理由/土鍋炊きご飯の人気/ル・クルーゼ好き世代/
時短ブームの背景/ミールキットの誕生/今始まったわけじゃないつくりおきブーム

【著者略歴】
阿古真理(あこ まり) 1968年、兵庫県生まれ。作家、生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食を中心に、食にまつわる生活、女性の生き方などの分野で執筆を行う。著書に『小林カツ代と栗原はるみ』『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』『昭和育ちのおいしい記憶』『「和食」ってなに』などがある。

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