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ブループリント~「よい未来」を築くための進化論と人類史~<上>
ニコラス・クリスタキス
著
鬼澤忍,
塩原通緒
翻訳
発行年月 |
2020年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
296p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団 |
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ISBN |
9784910063102 |
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商品コード |
1032025072 |
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NDC分類 |
361.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2020/12/05 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032025072 |
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著者紹介
ニコラス・クリスタキス(著者):イエール大学ヒューマンネイチャー・ラボ所長、およびイエール大学ネットワーク科学研究所所長。医師。専門はネットワーク科学、進化生物学、行動遺伝学、医学、社会学など多岐にわたる。1962年、ギリシャ人の両親のもとアメリカに生まれる。幼少期をギリシャで過ごす。ハーバード・メディカルスクールで医学博士号を、ペンシルベニア大学で社会学博士号を取得。人のつながりが個人と社会におよぼす影響を解明したネットワーク科学の先駆者として知られ、2009年には『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に、2009年~2010年には2年連続で『フォーリン・ポリシー』誌の「トップ・グローバル・シンカー」に選出されるなど、アメリカを代表するビッグ・シンカーの1人。2020年の新型コロナウイルス感染拡大に際しては、感染経路対策を『ネイチャー』誌などで発表し、大きな注目を集めている。本書『ブループリント』は、一般読書界や学術界のみならず、ビル・ゲイツ、エリック・シュミット、マーク・アンドリーセンらビジネス界のトップランナーからも熱烈に支持され、ニューヨークタイムズ・ベストセラーを記録している。
鬼澤忍(翻訳):翻訳家。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。訳書にサンデル『これからの「正義」の話をしよう』『それをお金で買いますか』、アセモグル&ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』(以上、早川書房)、クリスタキス&ファウラー『つながり』(講談社)、シャイデル『暴力と不平等の人類史』(共訳、東洋経済新報社)ほか多数。
塩原通緒(翻訳):翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にホーキング『ホーキング、ブラックホールを語る』、リーバーマン『人体600万年史』(以上、早川書房)、シュミル『エネルギーの人類史』(青土社)、ピンカー『暴力の人類史』(共訳、青土社)、シャイデル『暴力と不平等の人類史』(共訳、東洋経済新報社)ほか多数。
内容
分断と格差の時代に、「ファクトフルな希望」を示してみせよう。
経営者から科学者まで各界トップ絶賛の全米最新ベストセラー人類史、待望の邦訳!
「これほどの『希望』を感じて本書を読み終えるとは、予想もしなかった」
——ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
「いま世界にはびこっている排外主義は、必ず克服できる。私は本書で『何をすべきか』『何ができるか』を教わった」
——エリック・シュミット(Google元CEO)
「人類の進化論的な本質は『善』であり、共感的な文明を生み出せる。これほどタイムリーかつ見事な本はない」
——スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授/『21世紀の啓蒙』)
「進化の設計図(ブループリント)」を知れば、「分断」を乗り越えられる。
経済格差、人種、国家間対立……。今ほど「分断」が強調される時代はない。だがちょっと待ってほしい。こうした分断はなぜ起こるのだろう?
それは進化の過程で、私たちが「仲間」を愛し、尊重する能力を身につけたからだ。この能力こそが、世界の命運を握る最大のカギである。
そこで本書は、南極探検隊の遭難者コミュニティからアメリカのユートピア運動、果てはAmazon.comのスタッフコミュニティまで、古今東西のあらゆる「人間社会」を徹底検証する。さらにはサルやクジラなどの「動物社会」をも。
繁栄するのはいかなる社会か? そこには驚くべき共通点があった――。科学界からビジネス界まで、全方面から絶賛されたニューヨークタイムズ・ベストセラー、待望の日本語版。