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つくられた格差~不公平税制が生んだ所得の不平等~
エマニュエル・サエズ,
ガブリエル・ズックマン
著
山田 美明
翻訳
発行年月 |
2020年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
297p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784334962432 |
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商品コード |
1032025075 |
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NDC分類 |
331.85 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2020/10/24、読売新聞 2020/11/01、朝日新聞 2020/11/07、毎日新聞 2020/11/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032025075 |
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内容
富裕層はますます富み、中間層や貧困層はより貧しくなる真の理由とは?
ピケティの共同研究者による衝撃の研究結果
「過剰な富の集中は民主主義にとって、戦争と同じぐらい有害だ」
格差が極端化するのを防ぐためには、二一世紀の新たな税制が必要だ。本書では後に、この改革を実現するための現実的な案をいくつか提示する。莫大な資産への課税や多国籍企業からの徴税、万人に医療を提供するための財源確保や累進所得税の再構築などである。本書に提示する案が完璧だというわけでもなければ、それ以外に解決策がないというわけでもない。だが少なくともこれらの案は、精度が高く(その導入について慎重に考察し、入念に評価している)、透明性に優れ(税負担の配分の変化や各社会階層の所得や富への影響を誰でもシミュレーションできる)、最新の研究に基づく証拠や理論に裏づけられている。