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心理療法と現代の意識~「非二」という視点からの考察~(箱庭療法学モノグラフ 第12巻)
橋本 尚子
著
発行年月 |
2020年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,348p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784422117461 |
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商品コード |
1032281206 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
学術書/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年11月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032281206 |
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著者紹介
橋本 尚子(著者):橋本尚子(はしもと・なおこ)1968年生まれ。京都大学大学院教育学研究科臨床教育学博士後期課程研究指導認定退学。現在、天理大学人間学部准教授。京都大学博士(教育学)。公認心理師、臨床心理士。専門はユング心理学、心理療法、臨床心理学(母子の発達援助、プレイセラピー、スクールカウンセリング、学生相談など)。主な著書に『ユング派心理療法』(ミネルヴァ書房,2013年,pp.166-181,分担執筆)、『大人の発達障害の見立てと心理療法(こころの未来選書)』(創元社,2013年,pp.87-105,分担執筆)。主な論文に「分離による個の創造――母子分離できない5歳女児とのプレイセラピー」(心理臨床学研究,32(3),305‐315,2014年)、「現代の意識における内面化への契機――「身体への凝縮」と「空虚の創造」」(箱庭療法学研究,26(3),15‐26,2014年)など。
内容
オーソドックスな心理療法が通用しやすい意識構造を持っている「二」の意識と、現代的意識あるいは発達障害的な意識ともいえる「非二」の意識があることを前提に、まず「非二」の意識についての治療論を展開する。つづいて、「非二」と「二」の例として、子どものプレイセラピーおよび成人の事例を挙げ、それぞれの個別性を考察する。最後に個別的な事例を総合的に検討し、「二の世界」「非二の世界」の普遍性を見出していく。