PMS(月経前症候群)正しい知識をもつために
武谷 雄二 著
内容
目次
第1章 月経前症候群(PMS)とは? 月経前不快気分障害(PMDD)とは? 月経前症候群(PMS)とは PMSの症状とは PMSの症状がみられる時期は限られている PMSの症状はなぜ多彩なのか PMSの診断はどのようになされるのか PMDDの診断はどのようになされるのか PMDDの診断を行う意義はここにある PMS/PMDDのリスク因子は多い PMDDとアルコール・薬物は悪循環する PMSとPMDDは区別できるのか PMS/PMDDと鑑別すべき疾患とは PMS/PMDD:スタンスの異なる産婦人科と精神科 第2章 PMS/PMDDの真相に迫る ホルモンはPMS/PMDDにいかにかかわるか PMS/PMDDと神経伝達物質 PMS/PMDDとセロトニン PMS/PMDDの疼痛とオピオイド PMS/PMDDはなぜ一部の女性でのみ、みられるのか PMS/PMDDには遺伝が関与するのか ストレスはPMS/PMDDを発症させるのか PTSDはPMS/PMDDと密接に関係している ストレスホルモンはPMS/PMDDに関連するのか 自律神経系の乱れはPMS/PMDDに伴っている 第3章 PMS/PMDDは現代女性の生活環境と関係する PMS/PMDDは現代病 PMS/PMDDにみられる特徴的性格 PMS/PMDDによる若年女性の心の悩み 第4章 PMS/PMDDはさまざまな病気を伴う 女性と摂食行動―ホルモンの関与 PMS/PMDDと過食 PMSと肥満 PMS/PMDDと高血圧 PMS/PMDDとうつ病 PMS/PMDDと自殺念慮・自殺企図 PMS/PMDDと自殺予防 PMS/PMDDと妊娠 PMS/PMDDと産後うつ病 更年期障害とPMS/PMDD 第5章 PMS/PMDDの概念の変遷 ヒステリーという診断名がPMS/PMDDの存在を覆い隠した 歴史のなかでのPMSの登場 疾患概念としてのPMS/PMDDの確立 PMS/PMDDの病因と治療に関する考え方の変遷 第6章 現代人はPMS/PMDDといかに付き合うか PMS/PMDDと現代社会―民族・国家間の比較― PMS/PMDDはなぜ先進国に多いのか 働く女性とPMS/PMDD PMS/PMDDで悩んでいる就労女性への支援 PMS/PMDDで悩む女性が気を付けたいこと Column PMS/PMDDがない男性はストレスをどう表現するのか PMS/PMDDへのフェミニストの視点 PMS/PMDDの正しい認識を PMS/PMDDへの産婦人科医の役割 第7章 日常生活による生活改善策 運動とPMS/PMDD 食事・栄養による対処法 薬物療法 補助的な薬物療法 精神療法 手術療法 現代女性に脈々と引き継がれているPMS/PMDD【その生物学的意義】 −まとめとして−
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