内容
はじめに 1 わたしたちが考えるケアと希望と時々失望 代替医療と九五%の⼤丈夫 がんは他の病気とはやっぱり違うと思います 代替医療は取り締まれないんですか? 「しかし、現実的な期待を持つ限りにおいて」なら? ⼆○三○年のA.I.ナース ドクターに頼らずに活躍できる看護師になりたいです 看護は⼈間の仕事なので残ります! ACPについて考えてみよう アドバンス・ケア・プランニングの⼤切さはわかるけど 「何もしない」ことを⽂字通りにしないための存在 希望と誠実を天秤にかけると…… 常に正直に、常に希望を。でもそんなことは無理。 「本物の希望」が出てきた時代 ⼈間は死ぬってことを⼀度は考えましょうよ 2 わたしたちの働くところ 燃え尽き症候群になる仕事 バーンアウトの定義から考える バーンアウトにならないためには? どうしようもない怒りへの対処法を教えよう 患者の隣にいる家族 「家族ケア」の勉強はまだこれからです 死に⽬に会うこと 理想の病院はどこにある 最初は急性期病院に就職希望です ナースの仕事って何でしょう? 「理想の病院」の決め⼿ 3 ⾔葉とドラマ ⾔葉の使いかた 専⾨⽤語のTPO ⾔葉へのセンスも必要です 「治る」とはどういうことか? 「寄り添う」って書いておけば突っ込まれない 令和版『⽩い巨塔』を⾒る 主⼈公財前の設定/膵神経内分泌腫瘍/⼤学医学部の教授とは バッドニュースの伝え⽅/オーダーされなかった検査/裁判の理由 残された遺族がしたかったこと/裁判の争点/内科医と外科医 4 これまでを振り返って 私たちはいつから⼈間で、いつまで⼈間か やるか、やらないか出⽣前診断 臓器提供の線引き やるべきか、やらざる道か ⾃分の「終わり」を⾃分で決められるか わたしたちの勉強法とこれから これまでどんな勉強をしてきた? 他の医療系の学⽣と話す機会はほとんどありません 働き始めたらどう勉強する? おわりに