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僕の大統領は黒人だった<下>

タナハシ・コーツ  著

池田 年穂, 長岡 真吾, 矢倉 喬士  翻訳
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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 227p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784766427066
商品コード 1032324000
NDC分類 312.53
基本件名 黒人と政治
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年12月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/01/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032324000

著者紹介

タナハシ・コーツ(著者):1975年にメリーランド州ボルチモアで生まれる。1993年ハワード大学入学(中退)。これまで3冊のノンフィクションと1冊の小説(The Water Dancer, 2019)を発表しているが、本書を含めて3冊のノンフィクションはすべて翻訳されている。大ベストセラーとなった『世界と僕のあいだに』(原著2015年)で全米図書賞とカーカス賞を受賞し、コーツ自身もマッカーサー基金の天才奨学金を受ける。自伝的な作品に『美しき闘争』(原著2005年)がある。ほぼ10年間定期寄稿者だった『アトランティック』誌を中心に、活発な執筆活動を続けている。本書第6章の「賠償請求訴訟」(2014年、同誌に発表)で、ジョージ・ポーク賞、ストウ賞などを受賞し、アメリカを代表するジャーナリストと目されるようになる。また、マーベル・コミックスの脚本も手がけている。その発言が常に注目を集める有力なオピニオンリーダーである。
池田 年穂(翻訳):1950年横浜市生まれ。慶應義塾大学名誉教授。歴史学者。翻訳家。タナハシ・コーツの紹介者として『世界と僕のあいだに』(2017年)が、ティモシー・スナイダーの紹介者として『自由なき世界』『暴政』『ブラックアース』『赤い大公』(2020年、2017年、2016年、2014年)がある。他に、パメラ・ロトナー・サカモト著『黒い雨に撃たれて』(2020年)、ピーター・ポマランツェフ著『プーチンのユートピア』(2018年)、ジェームズ・ウォルヴィン著『奴隷制を生きた男たち』(2010年)など多数の訳書がある。
長岡 真吾(翻訳):1961年生まれ。福岡女子大学国際文理学部教授。主著に、『英語圏文学』(共編著、2002年、人文書院)、『亡霊のアメリカ文学』(共著、国文社、2012年)、『帝国と文化』(共著、春風社、2016年)『アメリカ先住民を知るための62章』(共著、明石書店、2016年)等がある。
矢倉 喬士(翻訳):1985年生まれ。西南学院大学助教。大阪大学大学院言語文化研究科博士課程修了。博士(言語文化学)。論文に、“Exhibition, Serial Killer, Angel: Human Garbage and Its Metamorphosis in Don DeLillo's Underworld”(2015年度日本アメリカ文学会関西支部奨励賞受賞論文)等がある。

内容

▼「ブラック・ライヴズ・マター」 黒人の怒りを聴け

アメリカ政治の本質に根強く残る白人至上主義が、
アメリカ初の「白人」大統領ドナルド・トランプを誕生させたことを明らかにする
BLM運動を理解するための必読の書。

大統領在任中のバラク・オバマへのインタビューを基に描かれ話題となった
「僕の大統領は黒人だった」を収録。


本書は、現代のアメリカを代表する黒人知識人タナハシ・コーツが、アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマとアフリカ系アメリカ人が歩んだ8年の軌跡を追うものである。コーツの旅は、ハーレムのハローワークから始まり、大統領執務室でのバラク・オバマへのインタビューで終わる。「これだから俺たちは白人に負けたんだ」「アメリカの娘」「南北戦争を研究する黒人がほとんどいないのはなぜか?」「マルコムXの遺産」「黒人大統領の恐怖」「賠償請求訴訟」「大量投獄時代の黒人家庭」「僕の大統領は黒人だった」という、オバマ政権の8年を描くエッセイは、この間の黒人を取り巻く状況に白人至上主義があることを明らかにする。

『世界と僕のあいだに』、『美しき闘争』によって、
一躍、現代アメリカを代表する黒人オピニオンリーダーとなったタナハシ・コーツが
「ブラック・ライヴズ・マター」の本質を描く、必読の書。

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