著者紹介
ジョン・グリシャム(著者):一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文 書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十カ国語で翻訳出版されている。
村上春樹(翻訳):一九四九年生まれ。日本を代表する小説家であると同時に、アメリカ文学の優れた読み手として、カポーティ、フィッツジェラルド、カーヴァー、オブライエン、チャンドラー、ペイリー等の作品を手ずから翻訳し、精力的に紹介してきた。「村上春樹 翻訳ライブラリー」シリーズ、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(サリンジャー)、『Novel 11, Book 18』(ソールスター)、『結婚式のメンバー』(マッカラーズ)、『巨大なラジオ/泳ぐ人』(チーヴァー)など訳書多数のほか、『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』でその訳業を紹介している。