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自然と精神/出会いと決断~ある医師の回想~(叢書・ウニベルシタス 1123)

ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカー  著

橋爪 誠, 岸見 一郎, 伊藤 均  翻訳
木村 敏, 丸橋 裕  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \8,250(税込)         

発行年月 2020年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,570p,52p,21p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般
ISBN 9784588011238
商品コード 1032325810
NDC分類 490.1
基本件名 医学哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年11月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032325810

著者紹介

ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカー(著者):(Viktor von Weizsäcker)
1886年ドイツの著名な学者、政治家の家系に生まれる。1904年テュービンゲン大学医学部入学、のちフライブルクやハイデルベルクで神経生理学・哲学・内科学を学ぶ。11年医師免許と博士学位を取得。20年ハイデルベルク大学医学部附属病院神経科部門長、のち正教授。26年フロイトとの知遇を得たのち、ゲシュタルトクライスの理念と医学的人間学の構想を具体化していく。41年ブレスラォ大学神経内科学教授。45年野戦病院を各地に撤退させるも米軍捕虜として敗戦を迎える。46年ハイデルベルク大学医学部附属病院「臨床医学総論」講座教授。51年パーキンソン病発症、57年死去。邦訳に『神・自然・人間』『ゲシュタルトクライス』『パトゾフィー』(以上、みすず書房)、『病因論研究』(講談社)、『生命と主体』(人文書院)、『病いと人』(新曜社)がある。
橋爪 誠(翻訳):1955年生まれ。橋爪医院院長。共著書に『現代心療内科学』(永井書店)、訳書にW. Schüffelほか編『健康生成論の理論と実際』(三輪書店)、W. Herzogほか編『心身医学の最前線』(創元社)。
岸見 一郎(翻訳):1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。
伊藤 均(翻訳):1961年生まれ。関西学院大学等非常勤講師。共著書に『初めての工学倫理(第3版)』(昭和堂)、共訳書にA. フィッシャー『クリティカル・シンキング入門』(ナカニシヤ出版)ほか。
木村 敏(監修):1931年生まれ。京都大学名誉教授。著書に『木村敏著作集』全8巻(弘文堂)、『臨床哲学講義』(創元社)、共訳書にヴァイツゼカー『ゲシュタルトクライス』(みすず書房)ほか。
丸橋 裕(監修):1954年生まれ。元兵庫県立大学教授。PATHOSOPHIA(ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼカー研究会)主宰。著書に『法の支配と対話の哲学』(京都大学学術出版会)、共著書に『西洋哲学史 Ⅰ』(講談社)、『〈生と死〉』(こぶし書房)、訳書にプルタルコス『モラリア 5』(京都大学学術出版会)、共訳書に『アリストテレス全集 13 問題集』(岩波書店)ほか。

内容

近代ヨーロッパの医学と哲学を根源的に批判することを通じて、構築を目指した「医学的人間学」とは何か。その人間学を理論的に根拠づける「ゲシュタルトクライス」とは何か。修業時代のさまざまな出会い、同時代の思想家たちとの人的交流から、彼独自の医療実践がどのように形成されていったのか赤裸々に物語られる。二度の世界大戦を生き抜いたドイツの医者哲学者による自伝的告白の書。

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