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自由意志の向こう側~決定論をめぐる哲学史~(講談社選書メチエ 737)
木島 泰三
著
発行年月 |
2020年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
429p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784065217719 |
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商品コード |
1032400737 |
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NDC分類 |
113.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年12月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2021/01/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032400737 |
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著者紹介
木島 泰三(著者):木島泰三
1969年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。法政大学非常勤講師。2019年に博士(哲学)の学位取得。専門はスピノザおよびホッブズを中心にした西洋近世哲学。ダニエル・デネットの思想を中心にした現代の自然主義的人間観の問題や、進化論の受容史などについても論じている。主な論文に「スピノザにおける想像――想像対象に対するアクチュアリストの位置づけ」(『フランス哲学・思想研究』第二四号、2019年)ほか。共著に『原子論の可能性――近現代哲学における古代的思惟の反響』(田上孝一・本郷朝香編、法政大学出版局、2018年)ほか。翻訳書にキース・E・スタノヴィッチ『現代世界における意思決定と合理性』(太田出版、2017年)、ダニエル・C・デネット『心の進化を解明する――バクテリアからバッハへ』(青土社、2018年)ほか。
内容
人間は遺伝子に操られているのか?
宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに決まっていたか?
運命はあるのか?
人間と機械は何が違うのか?
こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、
デモクリトスからスピノザ、デネットまで、
決定論の哲学史に刻まれている。
ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、
決定論のこれまでとこれからを考える。