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バナナ・ビーチ・軍事基地~国際政治をジェンダーで読み解く~
シンシア・エンロー
著
望戸 愛果
翻訳
発行年月 |
2020年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
483p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784409241349 |
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商品コード |
1032412692 |
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NDC分類 |
367.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年01月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/01/30、日本経済新聞 2021/02/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032412692 |
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著者紹介
シンシア・エンロー(著者):シンシア・エンロー/1938年、ニューヨーク生まれ。1967年、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。現在、クラーク大学国際開発・コミュニティ・環境学部研究教授。専門は政治学、女性学、ジェンダー研究。日本語に訳されている著書・講演録に『<家父長制>は無敵じゃない』(佐藤文香監訳、岩波書店、2020年)、『策略――女性を軍事化する国際政治』(上野千鶴子監訳、佐藤文香訳、岩波書店、2006年)、『フェミニズムで探る軍事化と国際政治』(秋林こずえ訳、御茶の水書房、2004年)、『戦争の翌朝――ポスト冷戦時代をジェンダーで読む』(池田悦子訳、緑風出版、1999年)。その他の著書に、 Seriously!: Investigating Crashes and Crises as If Women Mattered (University of California Press, 2013)など。
望戸 愛果(翻訳):望戸 愛果(もうこ・あいか)/一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、立教大学アメリカ研究所特任研究員。専門は、国際社会学、歴史社会学、ジェンダー研究。著書に『「戦争体験」とジェンダー――アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く』(単著、明石書店、2017年)、『ナショナリズムとトランスナショナリズム――変容する公共圏』(共著、法政大学出版局、2009年)。論文に「退役軍人としての女性――第一次世界大戦後アメリカにおける女性海外従軍連盟の組織化過程」『戦争社会学研究』第3巻(2019年)、「退役軍人巡礼事業における「戦争の平凡化」の過程――アメリカ在郷軍人会による西部戦線巡礼と「聖地」創出」『社会学評論』第63巻第4号(2013年)など。
内容
女性たちがグローバルな搾取と向き合うために
性産業、食品加工工業、軍事基地、観光産業、家事労働、外交の場まで----世界の不平等が凝縮された場所から、国境を越えて女性が連帯し、平等で平和な社会を実現するには。
背景の異なる様々な女性の声に耳をすませた鮮やかな政治学的分析。
グローバルな資本主義市場、パワーゲームが支配する国際情勢の中で、女性は自らを取り戻すためにどうあるべきか。ナショナリズムの陰で女性たちは家父長制にとりこまれることなくどう戦略をたてるべきか? 消費者である富裕層の女性と生産者である貧困層の女性はどう連帯できるのか? 私たちは何に気づくべきだろうか?
フェミニズムの分析フレームから好奇心と関心をもって世の中を眺める方法を示しつつ女性たちの置かれている状況を鋭く暴く。