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史上最大の革命~1918年11月、ヴァイマル民主政の幕開け~

ローベルト・ゲルヴァルト, 大久保 里香, 小原 淳  著

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価格 \5,060(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 367p,76p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史
ISBN 9784622089520
商品コード 1032418341
NDC分類 234.072
基本件名 ドイツ革命(1918)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年12月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/01/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032418341

内容

ヴァイマル共和国は、先進的な議会と憲法をもちながらも、ナチ政権の到来により崩壊したことから、民主主義の失敗の象徴として注目されてきた。それは滅亡を運命づけられた民主政だったのか。
ヴァイマル共和国の成立に至る1918年の11月革命を、著者ゲルヴァルトは「史上最大の革命」と名付ける。これは当時の日刊紙の主筆T・ヴォルフの言葉で、君主政から民主政へと平和的に移行したことを称賛している。その後、ナチ政権は1918年11月を忌むべき犯罪の日として喧伝した。
著者はヴァイマル期を歴史の教訓という像から、より立体的なものにすることを試みる。当時の政治家、作家、極左と極右の運動家、一般の人々などの様々な立場からの証言、そして公文書、新聞雑誌、機関紙、日記などの膨大な資料から、革命前夜、ヴァイマル共和国の成立、それによる国家と社会の構造転換を一望する。
従来のように英仏からの視点ではなく、中東欧諸国との相互比較、第一次世界大戦後のヨーロッパ全体の体制変化などの広い視点から、これまで看過されてきたヴァイマル期の実像を明快に描き出し、現代史の死角に光を当てる。

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