著者紹介
ジョージ・マクドナルド(著者):ジョージ・マクドナルド(George MacDonald 1824-1905)
イギリスの作家。スコットランドに生まれ、サセックスで牧師をつとめた後、ロンドンで文筆生活に入る。作品に『かるいお姫さま』『金の鍵』『北風のうしろの国』『お姫さまとゴブリンの物語』などがある。「ナルニア国ものがたり」のC.S.ルイスや、『ホビットの冒険』『指輪物語』のトールキンに大きな影響を与えた。
脇 明子(翻訳):脇 明子(わき あきこ)
児童文学者、翻訳家。訳書に『センダックの絵本論』(共訳)『北風のうしろの国』『不思議の国のアリス』『クリスマス・キャロル』(以上、岩波書店)『まどのそとのそのまたむこう』(福音館書店)など多数。著書に『読む力は生きる力』『物語が生きる力を育てる』『読む力が未来をひらく』(以上、岩波書店)などがある。
モーリス・センダック(イラスト):モーリス・センダック(Maurice Sendak 1928-2012)
アメリカの絵本作家、イラストレーター。ニューヨークで、ユダヤ系移民の一家に生まれる。1964年に『かいじゅうたちのいるところ』でコルデコット賞を受賞。『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』、グリムの昔話集『ねずの木』など作品多数。現代の絵本界を代表する存在として、世界的に知られる。