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ヤクザと過激派が棲む街

牧村 康正  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 334p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784065216750
商品コード 1032443320
NDC分類 368.2
基本件名 どや街
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年01月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2021/01/31
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032443320

著者紹介

牧村 康正(著者):1953年、東京都に生まれる。立教大学法学部卒業。竹書房入社後、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材した。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動する。著書には『ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ』(講談社)、共著に『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(講談社+α文庫)がある。

内容

かわぐちかいじ氏激賞!
「浅間山荘事件以後、新左翼過激派はどうなったのか、
何と山谷でヤクザと激突していた。
革命か抗争か、これは共に暴力を肯定したもの同士が
存在を懸けて渡り合った血の記録だ。
読まずにはいられない」


戦後復興にまい進する東京の片隅で、高度成長を支えた日雇い労働者たちが集まった山谷のドヤ街。一億総中流化社会からふるい落とされた、消したい過去を持つ無宿人たちがやけっぱちの賑わいに片時の安息を見出していたこの街は、およそ40年前、いまやともに絶滅危惧種となった「ヤクザ」と「過激派」の抗争による殺戮の場と化した。

なぜヤクザと過激派はこの街で全面衝突を余儀なくされたのか?
日雇い労働者たちのオアシスはなぜ衰退したのか?
ヤクザに存在意義はあるのか?
左翼活動家に大義はあったのか?

繁栄から取り残された労働者たちと、時代から見捨てられた過激派、欲望に取り憑かれた暴力団、さらには警察権力を交えたヤケクソの暴力がほとばしる、戦後史に埋もれた「日本社会の歪」が激しく暴発するピカレスク・ノンフィクション!

序章
革命か抗争か
第一章
現場闘争
第二章
暴力手配師を撃て
第三章
ドヤ主と活動家
第四章
過激なる者たち
第五章
いいかげんな男
第六章
左翼・右翼・ヤクザ
第七章
金町戦 皇誠会登場
第八章
金町戦 互助組合の策謀
第九章
金町戦 撮影現場の悲劇
第十章
金町戦 襲い来る銃弾
第十一章
戦線離脱
第十二章
映画と民間権力
第十三章
山口組國粋会
第十四章
それぞれの戦後
終章
北帰


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