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医師が死を語るとき~脳外科医マーシュの自省~

ヘンリー・マーシュ  著

大塚 紳一郎  翻訳
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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2020年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,303p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/脳神経外科学/脳神経外科学
ISBN 9784622089667
商品コード 1032470936
NDC分類 494.627
基本件名 脳神経外科
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年01月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/01/16、日本経済新聞 2021/01/23、東京・中日新聞 2021/02/07
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032470936

内容

「安楽死が認可されていない場合に私たちが迫られる選択は、すぐに悲惨な死を迎えるか、数カ月以上先延ばしにして、後日悲惨な死を迎えるかのどちらかということになる。驚くには値しないが、私たちのほとんどは後者を選択し、どれほど不快なものであっても治療を受ける」
イギリスを代表する脳神経外科医マーシュは、国民保健サービス(NHS)によって様変わりした医療現場に辟易し、勤めていた病院を去った。旧知の外科医たちを頼り、行きついた海外の医療現場――貧困が色濃く影を落とす国々の脳神経外科手術の現場でも、老外科医は数々の救われない命を目の当たりにする。
私たちにとって「よき死」とはいったい何なのだろうか? それは私たちに可能なのだろうか? そして、私たちの社会はそれを可能にしているのだろうか?
マーシュは実感を込めてラ・ロシュフコーの言葉を引く――「私たちは太陽も死も、直視することができない」。該博な知識から生命と人生の意味を問い、患者たちの死、そしてやがてくる自らの死に想いをめぐらせる自伝的ノンフィクション。

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