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殉教者(講談社文庫 か5-11)

加賀 乙彦  著

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価格 \693(税込)         

発行年月 2020年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 259p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065211182
商品コード 1032471010
NDC分類 913.6
基本件名 ペドロ岐部-小説
個人件名 ペドロ岐部
書評掲載誌 朝日新聞 2021/02/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032471010

著者紹介

加賀 乙彦(著者):1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。『フランドルの冬』で芸術選奨文部大臣新人賞、『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、『宣告』で日本文学大賞、『湿原』で大佛次郎賞、自伝的小説『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞、自伝的大河小説『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞している。その他の著書に、『錨のない船』『不幸な国の幸福論』など多数ある。近年は、本書をはじめとした殉教者を描く歴史小説『ザビエルとその弟子』、ペトロ岐部の生涯を描いた『殉教者』を発表している。

内容

海を越え、砂漠を進む。
主(イエス)に捧げる巡礼の旅――

400年前、聖地エルサレムを訪れた初の日本人・ペトロ岐部カスイ。
ローマで司祭となり、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる日本に戻った男の生涯。

構想30年。
著者渾身の傑作長編!

解説 姜尚中(東京大学名誉教授)


キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期。
信仰と志を胸に、ペトロ岐部カスイは密かに長崎の港を後にした。
目指すは、聖地エルサレム。
時に水夫として海を越え、時に駱駝曳きとして沙漠を進む。
五年かけて辿り着いたローマで司祭となると、岐部は再び日本へと旅立ち――。

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