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「無伴奏チェロ組曲」を求めて~バッハ、カザルス、そして現代~ 新装版
エリック・シブリン
著
武藤 剛史
翻訳
発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
319p,40p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784560098264 |
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商品コード |
1032507684 |
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NDC分類 |
763.44 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年01月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032507684 |
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著者紹介
エリック・シブリン(著者):モントリオール在住のカナダ人ジャーナリスト兼ドキュメンタリー番組プロデューサー。ケベック州のコンコーディア大学で歴史学の文学修士号(M.A.)を取得ののち、カナディアン・プレス、モントリオール・ガゼットなどで記者やポピュラー音楽の評論家を務めた。本書が初の著書で、2009年のケベック作家連盟文学賞をノンフィクション部門と新人部門でダブル受賞、ほかカナダで複数の賞の最終候補となった。
武藤 剛史(翻訳):1948年生まれ、京都大学大学院博士課程中退、フランス文学専攻。現在、共立女子大学名誉教授。著書に、『プルースト 瞬間と永遠』(洋泉社)、『印象・私・世界―「失われた時を求めて」の原母体』(水声社)、主要訳書に、ジャン・V・オカール『比類なきモーツァルト』(白水Uブックス)、ミシェル・アンリ『キリストの言葉』(白水社)、ミシェル・ロクベール『異端カタリ派の歴史』(講談社選書メチエ)、ラ・ロシュフコー『箴言集』(講談社学術文庫)、ミシェル・フイエ『キリスト教シンボル事典』、ソニア・ダルトゥ『ギリシア神話シンボル事典』、ベネディクト・セール『キリスト教会史100の日付』(以上、白水社文庫クセジュ)などがある。
内容
名曲と偉大な音楽家へのオマージュ
2000年秋のある晩のこと。それまで新聞でポピュラー音楽の評論家を務めていた著者は、ふとした思いつきで行ってみたクラシック音楽のリサイタルで、はじめて耳にするバッハ『無伴奏チェロ組曲』の、地味ながら豊かな、素朴なようで洗練された音楽にすっかり魅せられてしまう。たった1台の楽器が4本の弦で奏でる、この曲の何がこれほどまでに人を惹きつけるのか? この曲はどういう背景から生まれ、どのような道をたどって、現代のわれわれのもとへやってきたのだろう?
本書は実際の『チェロ組曲』の構成を模して、「第一組曲」から「第六組曲」までの6章がそれぞれ「プレリュード」「サラバンド」などと題された6つのパートに分かれている。それぞれの「組曲」で著者は、作曲者バッハと曲を世に広めた功労者カザルスの生涯を語りつつ、ミッシャ・マイスキーやピーター・ウィスペルウェイらチェリストたちのインタビューもまじえて、この楽曲のなりたちや受容について考察する。
大学で史学を専攻し、ジャーナリストとして音楽に接したのち、現在はドキュメンタリー番組に携わる著者ならではの、音楽と『無伴奏チェロ組曲』への愛あふれる1冊。