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生体臓器移植の倫理~臓器をめぐる逡巡と規範~

田村 京子  著

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価格 \7,150(税込)         

発行年月 2020年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,259p,30p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般
ISBN 9784766427165
商品コード 1032512925
NDC分類 490.15
基本件名 臓器移植
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年01月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032512925

著者紹介

田村 京子(著者):1954年生まれ。1987年、慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。
博士(哲学)。現在、帝京平成大学薬学部教授。共編著に『現代医療論』(メヂカルフレンド社、2012年)、著作に「マザー・マシン」(菅沼信彦・盛永審一郎編『シリーズ生命倫理学第6巻 生殖医療』丸善出版、2012年)などがある。

内容

なぜ、生きている人間から臓器を摘出してもいいのか?

脳死下移植・心停止下移植の件数と比べて圧倒的多数でありながら、いまだ十分な議論がなされていない生体臓器移植。その包括的な倫理的要件を提示する力作。

日本最多の臓器移植医療は一貫して生体臓器移植であり、今後さらに拡大する見込みである。
しかしながら、脳死下・心停止下からの移植は臓器移植法で法制化されているのに対し、生体臓器移植に関する法律はなく、また生命倫理学からの成果も限定的なものに留まっている。

本書は、哲学・倫理学分野の視座から分析を加えることで、「ドナーに危害を加える行為」である生体臓器移植における課題を解き明かし、その倫理的要件を提示する。切迫する医療現場に寄り添い、逡巡と規範を丁寧に析出する力作。

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