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リベラルとは何か~17世紀の自由主義から現代日本まで~(中公新書 2621)
田中 拓道
著
発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,208p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/社会哲学 |
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ISBN |
9784121026217 |
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商品コード |
1032529218 |
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NDC分類 |
311.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年02月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/02/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032529218 |
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著者紹介
田中 拓道(著者):田中拓道
1971年、兵庫県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、フランス社会科学高等研究院DEA課程修了、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。北海道大学法学部講師、新潟大学法学部准教授などを経て、2010年より一橋大学大学院社会学研究科准教授、15年より同教授。専門は政治理論、比較政治。著書に『貧困と共和国――社会的連帯の誕生』(人文書院、2006年、社会政策学会奨励賞)、『よい社会の探求――労働・自己・相互性』(風行社、2014年)、『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、2017年、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞)など。
内容
「すべての個人が自由に生き方を選択できるよう国家が支援するべきだ」と考えるリベラル。17世紀西ヨーロッパの自由主義を出発点として、第二次世界大戦後は先進国に共通する立場となった。しかし、1970年代以降は新自由主義や排外主義による挑戦を受け、苦境に陥っている。はたしてリベラルは生き残れるのか。具体的な政策を交えつつ、歴史的な変遷と現代の可能性を論じ、日本でリベラルが確立しない要因にも迫る。