著者紹介
是枝 裕和(著者):映画監督、テレビディレクター。
1962年、東京生まれ。1987年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、『幻の光』で映画監督デビュー後、国内外の映画賞を多数受賞。2018年、『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)を受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
ケン・ローチ(著者):映画監督。
1936年、イングランド中部・ウォリックシャー州生まれ。「キャシー・カム・ホーム」で初めてTVドラマを監督、『夜空に星のあるように』で長編映画監督デビューを果たし、『ケス』でカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭グランプリを受賞。その後、世界三大映画祭などで高い評価を受け続けており、カンヌ国際映画祭では『麦の穂をゆらす風』『わたしは、ダニエル・ブレイク』の2作でパルム・ドールを受賞。