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ノスタルジー~我が家にいるとはどういうことか?オデュッセウス、アエネアス、アーレント~

バルバラ・カッサン  著

馬場 智一  翻訳
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2020年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 193p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/フランス文学
ISBN 9784763409508
商品コード 1032562369
NDC分類 954.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年01月4週
書評掲載誌 読売新聞 2021/02/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032562369

著者紹介

バルバラ・カッサン(著者):1947年パリ生れ。哲学者、文献学者。フランス国立科学研究センター研究員を経て現在同センター名誉ディレクター。2019年よりアカデミー・フランセーズ会員。2017年より非営利団体「知恵の館 翻訳」を運営し、翻訳に関わる多様な活動を展開している。また、デリダらが創設した国際哲学コレージュ議長や、ソルボンヌ大のレオン・ロバン古代哲学研究所所長も務め、フランス国内外の複数の高等教育機関で教鞭を取った。フランスにおけるソフィスト研究の記念碑的著作 『ソフィスト的効果』(1995年)を始めとして著書多数。
馬場 智一(翻訳):1977年長野県生まれ。哲学、倫理学、思想史、哲学プラクティス。博士(学術、一橋大学)、博士(哲学、ソルボンヌ・パリ第四大学)。ソルボンヌ・パリ第四大学博士課程修了。長野県立大学グローバルマネジメント学部准教授。権堂哲学カフェ共同主宰。著書に『倫理の他者-レヴィナスにおける異教概念』(勁草書房)ほか。

内容

推薦:鵜飼哲(フランス文学・思想) 

移民・難民・避難民、コロナ禍による世界喪失の世紀に、
古代と20世紀の経験から光を当てる
「ノスタルジー」と「故郷」の哲学


帰郷の後すぐ再び旅に出たギリシアの英雄オデュッセウス、ギリシア語を捨ててラテン語を話しローマの元になる都市を建立したアエネアス、アメリカ亡命後も母語ドイツ語に拘り続けたユダヤ人哲学者アーレント。
自分の故郷を離れ、自分の言葉を忘れざるを得なかった人々の抱く「ノスタルジー」とは。

人はいつ、「我が家」にいると感じるのか?
アカデミー・フランセーズ新会員、現代フランスを代表する女性哲学者の傑作、待望の日本語訳!

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