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「恋と革命」の死 岸上大作(夭折の系譜 1)

福島 泰樹, 岸上大作  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2020年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 300p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784774407203
商品コード 1032572653
NDC分類 911.162
個人件名 岸上/大作
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年01月4週
書評掲載誌 産経新聞 2021/02/07、東京・中日新聞 2021/02/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032572653

著者紹介

福島 泰樹(著者):1943年3月、東京下谷生。早大卒、69年、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。「短歌絶叫コンサート」を創出、朗読ブームの火付け役を果たす。85年4月、「死者との共闘」を求めて東京吉祥寺「曼荼羅」で「月例」コンサートを開始。
同年6月、短歌絶叫コンサート「六月の雨/樺美智子、岸上大作! よ」を開催。ブルガリアを皮切りに世界の各地で公演。国内外1600ステージをこなす。単行歌集に『下谷風煙録』(皓星社)他32冊、全歌集に『福島泰樹全歌集』(河出書房新社)。評論集に『弔いーー死に臨むこころ』(筑摩書房)『寺山修司/死と生の履歴書』(彩流社)、『誰も語らなかった中原中也』(PHP新書)、『追憶の風景』(晶文社)。他にDVD『福島泰樹短歌絶叫コンサート総集編/遙かなる友へ』(クエスト)など著作多数。毎月10日、吉祥寺「曼荼羅」での月例「短歌絶叫コンサート」も35年を迎えた。
岸上大作(著者):1939年、兵庫県神崎郡福崎町生まれ。5歳の時に父が戦病死。祖父、母、大作、妹の4人家族の家計を母がひとりで支えた。1958年福崎高校を卒業、國學院大學へ進学。短歌研究会に入会し、高校時代に始めた短歌創作に打ち込んでゆく。1960年、連作「意志表示」が「短歌研究」新人賞候補作となり学生歌人として歩み始めるが、同年12月5日、絶筆「ぼくのためのノート」を遺し自ら命を絶つ。翌年、友人たちの手により遺作集『意志表示』が刊行された。

内容

夭折者した作家たちの作品と人生を読む、新シリーズ第1弾。学生歌人・岸上大作没後60年に際し、岸上大作を叫び続けてきた著者の書下ろし集大成。併せて『意志表示』(抄)、絶筆「ぼくのためのノー ト」を収録。

岸上大作よ、君を書くことは、「戦後」という時代を、社会を視座に、常に学習を怠らずに成長した、日本の最も誠実な青年の精神史を書くことに他ならない。そう思って、歩いてきた。―― 福島泰樹「葦-序にかえて」より

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