こさかまさみ（著者）：こさかまさみ　兵庫県に生まれる。デザイン事務所勤務をへて、現在、子育てをしながら童話を書いている。絵本に『どんぐりえんおばけ』（こどものとも2005年8月号）、『まこちゃんとエプロン』（同2011年4月号）、『こいのぼりじま』（同2013年5月号）、『リュック　しょって　ピクニック』（こどものとも年中向き2018年5月号）、『あみものじょうずのいのししばあさん」（こどものとも年少版2011年12月号）、『どうぞ　どうぞ』（同2019年3月号、以上福音館書店）など。童話に『おばけのクリリン』（福音館書店）がある。東京都在住。
北村人（イラスト）：北村人　1981年、東京都生まれ。東海大学教養学部芸術学科卒業。TOKYO illustration2007公募にて銅賞入賞。装画を手がけた書籍に『シューカツ！』（石田衣良著、文藝春秋）、『あやしい探検隊 北海道物乞い旅』（椎名誠著、角川書店）、『ぼくの守る星』（神田茜著、集英社）、『そして生活はつづく』（星野源著、文春文庫）など。絵本に『万次郎さんとおにぎり』、『万次郎さんとすいか』（こどものとも年中向き2015年8月号）、『はーい　おはよう！』（こどものとも0.1.2.2019年5月号　以上、福音館書店）がある。神奈川県在住。

ある日、鬼からの挑戦状がたけのこ園に届きます。「おれさまは、わがままで悪いこどもが大すきだ。相撲で勝負して勝てなければ、おれさまのコブンになれ。まっていろ。～鬼の親分より」。もう、園のこどもたちは大騒ぎ。さっそく相撲の練習をしたり、落とし穴を作ったり、豆を準備したり……。そうして、ついに約束の日がやってきます。が、園に現れたのは弱虫のオニタロウでした。さてさて、どうなることやら。節分に読んでほしいお話。