【MeL】アラン・ロブ=グリエの小説 (2)
奥 純 著
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内容
目次
目次 はじめに 第Ⅰ章 他者性を巡って (一)『嫉妬』を植民地小説として理解する可能性とその限界 光の帝国 二元論を超えて 他者性の問題 平等の中で差異を生きること (二)言葉と物 異国情緒 言葉と物 (三)『嫉妬』におけるエグゾチスム 『嫉妬』の物語世界 物語世界における外部世界の存在 現代のエグゾット、ロブ= グリエ (四)物語の誘惑 ロブ= グリエの『囚われの美女』 ビュトールの『ポール・デルボーの夢』 『囚われの美女』の意味 光と闇 第Ⅱ章 後期作品の研究に向けて (一)『ある作家の人生への序文』について 作品の源泉を巡って ここまで研究を進める中で生じた疑問について 後期作品の研究に向けて (二)『ジン』の語りの構成とその意味 『ジン』の瓦葺き状の語りの構成 『弑逆者』における対立型の語りの構成 『迷路の中で』の融合型の構成 『ニューヨーク革命計画』の民主的構成 『ジン』における語りの構成の意味 (三)瓦葺き状の語りの構成とその意味について 多元焦点化の問題 『自由への道』と登場人物の自由 『段階』と世界の再現 語りの構成の変遷とその意味 (四)『ニューヨーク革命計画』とニューヨーク 地名として現れるニューヨーク 風景として描かれたニューヨーク イメージとしてのニューヨーク 第Ⅲ章 ロマネスク三部作の構成とその意味 (一)『戻ってくる鏡』と自伝空間 自伝契約 自伝空間 (二)『アンジェリックまたは蠱惑』と虚構空間 伝記的物語 十一月二十日を巡る物語 虚構空間 (三)『コラント最後の日々』と物語空間 『コラント最後の日々』の物語 ドッペルゲンガーと語りの構成 シゾフレニックな語りの構成とその意味 ロマネスク三部作の構成と意味 あとがき 文献目録
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