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トライバル化する世界~集合的トラウマがもたらす戦争の危機~
クルト・ドゥブーフ
著
小松﨑 利明,
武田 健,
松尾 秀哉
翻訳
臼井 陽一郎
監修
発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
245p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784750351261 |
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商品コード |
1032607992 |
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NDC分類 |
319 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年02月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032607992 |
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著者紹介
クルト・ドゥブーフ(著者):ベルギー・ルーヴェン大学、伊・ボローニャ大学、英・オックスフォード大学の客員研究員を経て、ベルギー元首相フェルホフスタットなどのブレイン(スピーチライター、スポークスパーソン)を務めた後、エジプト・タヒリール中東研究所(2013年設立)ブリュッセル支部ディレクターに就任。現在はEUobserver編集長。20年にわたり欧州・中東関係の分析に携わり、ベルギーの新聞、欧州のネットジャーナル等に記事を執筆している。代表作にInside The Arab Revolution(2014)等。
小松﨑 利明(翻訳):天理大学国際学部 准教授
主な著作:「国際社会の安全保障と自衛権」(関根豪政・北村貴編著『体験する法学』ミネルヴァ書房、2020年)、「アメリカの譲歩とEUの妥協――国際刑事裁判所(ICC)とEUの規範政治」(臼井陽一郎編『EUの規範政治――グローバル・ヨーロッパの理想と現実』ナカニシヤ出版、2015年)、「国際社会における法の支配と和解」(松尾秀哉・臼井陽一郎編『紛争と和解の政治学』ナカニシヤ出版、2013年)。
武田 健(翻訳):東海大学政治経済学部 講師
主な著作:「EU内部の同調圧力」(『年報政治学』2021年度第I号、近刊)、「規範的な政体としてのEUの歩み」(臼井陽一郎編著『変わりゆくEU――永遠平和のプロジェクトの行方』明石書店、2020年)。
松尾 秀哉(翻訳):龍谷大学法学部 教授
主な著作:『ヨーロッパ現代史』(ちくま新書、2019年)、『連邦国家ベルギー――繰り返される分裂危機』(吉田書店、2015年)、『物語ベルギーの歴史』(中公新書、2014年)。
臼井 陽一郎(監修):新潟国際情報大学国際学部 教授
主な著作:『変わりゆくEU――永遠平和のプロジェクトの行方』(編著、明石書店、2020年)、『EUの規範政治――グローバル・ヨーロッパの理想と現実』(編、ナカニシヤ出版、2015年)、『環境のEU、規範の政治』(ナカニシヤ出版、2013年)。
内容
自分たちの集団以外の者は敵と見なし制圧しようとするトライバル(部族)化の動きが世界中で加速しているのはなぜか。気鋭のベルギー人ジャーナリストが現代と第二次大戦前の社会の類似性を指摘して戦争の可能性を警告し、真のグローバル化とは何かを問う。