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世界史は化学でできている~絶対に面白い化学入門~

左巻 健男  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2021年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 390p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/化学/化学一般・その他
ISBN 9784478112724
商品コード 1032669236
NDC分類 430.2
基本件名 化学-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年03月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/04/24、日本経済新聞 2021/12/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032669236

著者紹介

左巻 健男(著者):東京大学非常勤講師。元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。『理科の探検(RikaTan)』編集長。専門は理科教育、科学コミュニケーション。1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻を修了。中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。大学で教鞭を執りつつ、精力的に理科教室や講演会の講師を務める。おもな著書に、『面白くて眠れなくなる化学』(PHP)『よくわかる元素図鑑』(田中陵二氏との共著、PHP)『新しい高校化学の教科書』(講談社ブルーバックス)などがある。

内容

火の発見とエネルギー革命、歴史を変えたビール・ワイン・蒸留酒、金・銀への欲望が世界をグローバル化した、石油に浮かぶ文明、ドラッグの魔力、化学兵器と核兵器・・・。



化学は人類を大きく動かしているーー。



人類の歴史は化学とともに発展してきた。「化学」は、地球や宇宙に存在する物質の性質を知るための学問であり、物質(モノ)同士の反応を研究する学問である。始まりは、人類史上最大の発明とも呼ばれる「火」(燃焼という化学反応)の利用である。人類は火を利用することで、土器やガラスを作り、鉱石から金属を取り出すようになり、生のままでは食べるのが困難だった動物や植物も捕食の対象に加えて、生存範囲を飛躍的に広げていった。



現代では、金属やセラミックス、ナイロンのような合成繊維から、ポリエチレンのようなプラスチック類、高性能な電池、創薬などの新しい物質や製品を生み出しているが、いずれも化学の成果に下支えされている。つまり、化学は、火、金属、アルコール、染料、薬、麻薬、石油、そして核物質と、ありとあらゆるものを私たちに与えた学問と言える。



本書は、化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介する、白熱のサイエンスエンターテインメント!化学という学問の知的探求の営みを伝えると同時に、人間の夢や欲望を形にしてきた「化学」の実学として面白さを、著者の親切な文章と、図解、イラストも用いながら、やわらかく読者に届ける。

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