多面的な入試と学修成果の可視化~追手門学院大学高大接続への挑戦~
内容
目次
はじめに(原田章) 第1章 高等教育改革の動向と本取組みの意義(福島一政) 1 高大接続改革に関する国の方向性 2 高校生の意識の変遷 3 中学校教員の労働実態と自己効力感 4 大学進学率と入学定員未充足 5 アサーティブプログラム・アサーティブ入試の意義 第2章 アサーティブプログラムとアサーティブ入試の取組み ―「育成型」入試の必要性―(志村知美) 1 本取組みの狙いとその背景 2 アサーティブプログラム 3 アサーティブ入試 4 アサーティブの取組み実績 5 アサーティブの取組みの普及 6 今後の課題 第3章 学生の成長の可視化と教学改革,FD・SD の取組み ―「育成」視点の高大連携プロセスの今後の展開に触れて―(福島一政) 1 大学教育原理の転換 2 アサーティブプログラムの発展 3 高大連携の発展 4 高大接続の発展 5 追手門学院大学の教育改革への展開 第4章 アサーティブ入試で入学した学生の特徴 ― GPS-Academic を用いて2018 年度から2020 年度の新入生の回答を比較する(原田章) 1 アサーティブ入試の効果検証 2 志望した大学に入学できているか 3 学びへの意欲はあるか 4 力をいれたいことは何か 5 学生生活に不安はあるか 6 「思考力」の入試区分による差異 7 「姿勢・態度」の入試区分による差異 8 「経験」の入試区分による差異 9 アサーティブ新入生の特徴とは 第5章 データに見る学生の成長プロセス ―「学習成果の可視化」のモデルの検討―(木村治生) 1 はじめに―分析の目的 2 先行研究 3 リサーチ・クエスチョン 4 扱うデータと分析方法 5 分析―成長を規定する要因の検討 6 結論 第6章 学生の成長支援のあり方と条件の探索 ―「自走できる」学生の特性に関する質的比較分析―(佐藤 昭宏) 1 はじめに―学修成果の可視化と教育改善の距離をどう埋めるか 2 使用データと分析の方向性 3 大学に対する否定的感情と克服の契機 4 成長に向けた次の一手の検討―評価や解釈の違いの積極的活用 5 「 自走できる」学生と「自走できない」学生の違い―質的比較分析による学生の成長状態を支える条件の探索 6 まとめ 第7章 アサーティブ面談のエッセンスを活用した面談手法の開発 ―多面的な評価と指導の両立を目指して―(岡田 佐織) 1 本章の課題設定 2 アサーティブ面談で何が行われているのか 3 在学生の成長を支援する面談手法とツールの開発 4 成長を可視化し,支援するための面談とは 第8章 アサーティブ接続のトランジション戦略を振り返る ―高大接続における学びのレディネスと育成の価値創造―(池田輝政) 1 アサーティブ接続を戦略的改革の観点から判断する 2 導入期に形成された組織的強みの源泉 3 アサーティブ接続のプランニングを確認する 4 アサーティブ接続のマネジメントを可視化する 5 アサーティブ接続の挑戦とは何か おわりに(福島一政)
カート
カートに商品は入っていません。