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秋山邦晴の日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜~マエストロたちはどのように映画の音をつくってきたのか?~

秋山 邦晴  著

高崎 俊夫, 朝倉 史明  編
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価格 \6,380(税込)         

発行年月 2021年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 16p,635p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784866471075
商品コード 1032707486
NDC分類 767.8
基本件名 映画音楽-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年03月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/05/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032707486

著者紹介

秋山 邦晴(著者):1929年生まれ。音楽評論家、作曲家。戦後を代表する芸術グループのひとつである「実験工房」に武満徹や湯浅譲二らとともに参加。音楽作品に、「東京オリンピック選手村 食堂のための環境音楽」など。著書としては前掲書の他、『現代音楽をどう聴くか』(晶文社)、『日本の作曲家たち 戦後から真の戦後的な未来へ』上下(音楽之友社)、『エリック・サティ覚え書』(青土社)、『昭和の作曲家たち』(編:林淑姫、みすず書房)、武満徹との共著に『シネ・ミュージック講座―映画音楽の100年を聴く』(フィルムアート社)などがある。1996年逝去。
高崎 俊夫(編者):1954年、福島県生まれ。編集者・映画批評家。『スターログ日本版』『月刊イメージフォーラム』編集部を経て、フリーランスの編集者に。編著に、女優・芦川いづみのスチール写真や最新インタビューをまとめた『芦川いづみ 愁いを含んで、ほのかに甘く』(朝倉史明との共編・文藝春秋)、『日活アクション無頼帖』(ワイズ出版)、『わが封殺せしリリシズム』(大島渚、清流出版)、『スクリプターはストリッパーではありません』(白鳥あかね、国書刊行会)、ほか多数。著書『祝祭の日々 私の映画アトランダム』(国書刊行会)はキネマ旬報「映画本大賞」を受賞。
朝倉 史明(編者):1974年、神奈川県生まれ。編集者。大映映画スチール写真集『いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。』(責任編集・監修:小西康陽、DU BOOKS)や、2016年版から毎年発行している『名画座手帳』(企画・監修:のむみち、往来座編集室)、1968年に引退し今も根強い人気を誇る女優・芦川いづみのデビュー65周年記念の単行本『芦川いづみ 愁いを含んで、ほのかに甘く』(高崎俊夫との共編、文藝春秋)などの編集の他、日活映画『事件記者』シリーズのオリジナル・サウンドトラックCD(CINEMA-KAN Label、音楽:三保敬太郎)のプロデュースを手掛ける。

内容

日本初の本格的トーキー映画公開80周年記念出版。
日本映画史の第一級資料。
映画ファン必読の最重要文献の書籍化。

「キネマ旬報」伝説の連載「日本の映画音楽史を形作る人々」( 戦前~戦後編) を、「 アニメーション映画の系譜 」篇も含めて収録。

武満徹、伊福部昭、 黛敏郎、佐藤勝、 芥川也寸志、 林光ほか、当時現役で活躍中だった音楽家たちの生の声を収録。監督の演出術にも及ぶ本格的な「映画音楽評論・史論」でありながら、平易な文体で映画を語る喜びに満ち溢れた、映画ファン必読の最重要文献。
秋山邦晴夫人・高橋アキさんインタヴューも新録。

「戦前からの日本の作曲家たちがこころみた映画音楽への創造をぼくなりに追ってみた、これはひとつのささやかなマニフェストでもある」-ー秋山邦晴

「山田宏一「シネ・ブラボー!」、小林信彦「架空シネマテーク」、和田誠「お楽しみはこれからだ」、渡辺武信「日活アクションの華麗な世界」、竹中労「日本映画縦断」etc、と一九七〇年代前半の「キネマ旬報」には、後世に残る名連載が掲載されていた。これらの連載は、ほとんどが単行本化され、今でも目に触れる機会は少なくないが、唯一、当時、私が毎回、むさぼるように読んでいた超弩級のある長期連載だけは、陽の目をみないままになっているのがずっと気になっていた。それが音楽評論家、秋山邦晴の「日本映画音楽史を形作る人々」だった」― ―高崎俊夫(本書「編者より」)

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