【MeL】医学 歴史と未来
井村 裕夫 著
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内容
目次
第1部 医学の歴史 第1章 観察と経験に基づく医学 「観察がすべてである」 薬とさじ加減 名医の条件 もっともっとフィジカル 第2章 病因・病態に基づく医学 病理医は裁判官 感染症との戦い ― ―細菌学、免疫学の勃興 ラボラトリー検査と画像診断の発展 病因あるいは病態に基づく医学への転換 他 第2部 医学の現在 ― ―新しい医学の登場 第1章 証拠(エビデンス)に基づく医療(EBM) 臨床疫学からEBMへ EBMの誕生 診療ガイドラインの普及と弊害 トランスレーショナル・リサーチの登場 第2章 ゲノム情報に基づく医学 そしてprecision medicineへ ヒトゲノムの解読 ― ―神の言語の理解へ向けた挑戦 新しい千年紀(ミレニアム)の科学政策 次世代シークエンサーの登場とがんゲノム医学の進歩 がんの免疫療法とゲノム医学 他 第3章 ゲノム医学からみた多因子疾患 多因子疾患の成因 ― ―人は生まれか育ちか 見つからない遺伝率(missing heritability) 飢餓に学ぶ ― ―早期環境の重要性 他 第3部 医学の未来 第1章 がんゲノム医学の確立 がん制圧の日をめざして がん、その発生機構の解明と予防 注目を集める免疫療法 第2章 先天異常の治療の確立 ゲノム編集はどこまで許されるか 最近の治療法 遺伝子治療への期待と重い課題 第3章 多因子疾患へのアプローチ 残された最大の課題 ゲノムと環境の複雑な相互作用 重要なライフコース・データ 第4章 治療から予防へ、そして先制医療へ 重要な公衆衛生(パブリック・ヘルス)の視点 医療の最終目標 ― ―先制医療 第5章 果てしなき感染症との戦い 常に備えを 常にあるパンデミックの脅威 われわれがなすべきこととは ― ―重要な感染症への備え 第6章 脳と心の研究 残された最大のフロンティア 脳研究の発展と障壁 臨床的に重要な脳研究の課題 第7章 再生医学 古くて新しい分野 組織工学から幹細胞医療へ 再生医療 ― ―残された領域 第8章 情報と医学の融合 医学の未来を拓くフロンティア ビッグ・データ 人工知能とIoMT
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