著者紹介
ヤン・ド・フリース(著者):カリフォルニア大学歴史学部教授(バークレー校)。専門はヨーロッパ経済史、オランダ経済史。アナール派的構造主義アプローチとニュー・エコノミック・ヒストリーを組み合わせた研究で知られる。著書に『危機の時代のヨーロッパ経済』、『ヨーロッパの都市化』、『最初の近代経済』(アド・ファン・デァ・ワウデとの共著)などがある。本書でアメリカ経済史学会のジョルジ・ラーンキ賞を受賞した。
吉田 敦(翻訳):千葉商科大学人間社会学部准教授。専門は国際経済論。著書に『アフリカ経済の真実』(ちくま新書)、訳書にK・ポメランツ、S・トピック『グローバル経済の誕生』などがある。
東風谷 太一(翻訳):東京外国語大学大学院総合国際学研究科研究員。専門はドイツ近代史。訳書にK・ポランニー『経済と自由』、G・デイル『現代に生きるカール・ポランニー』などがある。