著者紹介
アンナ・ツィマ(著者):1991年プラハ生まれ。カレル大学日本語学科を卒業後、日本に留学。本書で2018年にデビュー。同書でチェコ最大の文学賞であるマグネジア・リテラ新人賞ほか多数の賞を受賞し、注目を集める。
阿部 賢一(翻訳):1972年生まれ。東京大学准教授。著書に『複数形のプラハ』『翻訳とパラテクスト』、訳書にB・フラバル『わたしは英国王に給仕した』、V・ハヴェル『力なき者たちの力』、K・チャペック『白い病』などがある。
須藤 輝彦(翻訳):1988年生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。ミラン・クンデラを中心に、チェコと中欧の文学を研究する。論文に「偶然性と運命」、Web連載に「燃えるノートルダム」、短篇小説に「中二階の風景」など。