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書評掲載

愛の自転車~インドからスウェーデンまで最愛の人を追いかけた真実の物語~

ペール・J・アンデション, タカ大丸  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2021年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 365p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/ドイツ文学
ISBN 9784198652456
商品コード 1032810681
NDC分類 949.86
書評掲載誌 産経新聞 2021/05/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032810681

著者紹介

ペール・J・アンデション(著者):1962年、スウェーデンのハルスタハンマル生まれ。ジャーナリスト、作家。同国でもっとも著名な旅行誌『ヴァガボンド』の共同創業者。過去30年、インドを中心に世界各地を旅し、現在はストックホルム在住。2015年に本書を刊行、ベストセラーになり、世界十五か国語で翻訳され、一躍人気作家となる。日本語訳の書籍としては『旅の効用人はなぜ移動するのか』(草思社)がある。
タカ大丸(著者):1979年、福岡生まれ、岡山育ち。ポリグロット(多言語話者)、作家、翻訳者。主な著書に『貧困脱出マニュアル』(飛鳥新社)、共著に『史上初の詰飛車問題集』(主婦の友社)、英語の訳書に『ジョコビッチの生まれ変わる食事新装版』『クリスティアーノ・ロナウドの「心と体をどう磨く?」新装版』(ともに扶桑社)、スペイン語の訳書に『モウリーニョのリーダー論世界最強チームの束ね方』(実業之日本社)、『ジダン監督のリーダー論チャンピオンズリーグ3連覇の軌跡』(扶桑社)、『ロジャー・フェデラーなぜ頂点に君臨し続けられるのか』(KADOKAWA)など多数。

内容

世界15カ国で翻訳!

ハリウッドで映画化進行中!

極貧のインド人青年が、愛する人を追って、ひとり自転車でインドからスウェーデンを目指して旅に出た――。
世界中を静かな感動で包み込む奇跡の実話。

インドからスウェーデンまで、ひとり自転車で最愛の人を追いかけた真実の物語が、世界中で注目されている。

インド東部の村で生まれた主人公PKは、インドの階級社会で最下層の「不可触民」として差別を受けて育ち。学校では教室内に入れてもらえずベランダから授業を受け、寺院に近づくと石を投げられた。

そんな彼の唯一の支えは、生まれたときに村の占星術師から告げられた「結婚相手はとおい国の女性だ」という予言だった。

絵心があったPKは、奨学金を得てニューデリーの美大に進学する。しかし、仕送りが期待できない彼は公園で外国人観光客を相手に肖像画を描き、細々と生き延びていた。

そこに現れたのが、スウェーデン人旅行者のロッタだった。彼女は幼い頃にインドの映像を見て東洋に憧れ、「象使いの男」と出会うのが夢だった。二人は一目ぼれし、PKの村に行って1975年12月17日、結婚式を挙げる。

しかし、旅行者であり、大学卒業もしていなかったロッタは帰国してしまう。

1970年代、極貧生活を送る彼に車は買えない。飛行機代はもちろん、長距離バスの乗車賃も払えない。
そして、大学卒業後、インドに戻ってくるはずのロッタも戻ってこない。

そこで何としても彼女と再会すると決意したPKは、持ち物すべてを売り払ったお金でオンボロ自転車一台を買い、その自転車に乗ってインドからスウェーデンまで旅に出たーー。

幾多の困難の襲われるPK。しかし、そのたびに、一途な想いに感動した現地の人々やヒッピーたちに助けられ、約束の地に近づいていくのだった。

1977年5月28日、とうとうスウェーデンにたどり着き、再会をはたす二人。
PKはスウェーデンの高校で美術教師を、ロッタは音楽教師を務め、二人の子どもにも恵まれる。
そして、現在も仲睦まじく、スウェーデンの湖畔で暮らしている。

第1章:予言
第2章:変遷
第3章:長旅
第4章:帰還

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