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書評掲載

その落とし物は誰かの形見かもしれない

せきしろ  著

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価格 \1,430(税込)         

発行年月 2021年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 157p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784087880571
商品コード 1032834090
NDC分類 914.6
書評掲載誌 毎日新聞 2021/06/19
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032834090

内容

「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太)

落とし物の数だけ物語がある――。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。

【目次】(一部抜粋)
落ちている軍手を数えて歩く
文枝師匠でなければ誰が落としたというのか
記憶のソフトクリームはいつまでも溶けない
ニュートンは万有引力を発見しキティちゃんは身長計測する
ラッキィ池田と象のジョウロのミステリー
カンロ飴が何よりも綺麗だった頃
携帯電話のストラップからは彼女しか思い出さない
鈴木雅之はサングラスを投げ捨てラストスパートするのか?
梶井基次郎はこの本の上にレモンを置いてくれるか?
スタンド看板から情報を得る21世紀
雪の上のVHSビデオテープ
世界滅亡を引き起こす食べかけのアイス
ブラウン管テレビの上は何かを置く場所だった
雪国の落とし物は春に見つかる
落とし物は何かの鍵である

【著者略歴】
せきしろ/1970年、北海道生まれ。作家・俳人。『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』など著書多数。

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