ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

いのちとリスクの哲学~病災害の世界をしなやかに生き抜くために~

一ノ瀬 正樹  著

在庫状況 お取り寄せ  お届け予定日 1週間  数量 冊 
価格 \2,970(税込)         

発行年月 2021年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 23p,372p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策 /社会保障・社会福祉・社会政策
ISBN 9784943995272
商品コード 1032861798
NDC分類 369.31
基本件名 東日本大震災(2011)
本の性格 学生用
書評掲載誌 産経新聞 2021/04/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032861798

内容

正しく知り、正しく恐れる。

東日本大震災から10年。私たちは、新型コロナウイルス感染症という新たな問題に直面しています。恐怖や不安をあおることばが影響力をもち、自粛警察による私的な取り締まりや、医療従事者への差別など、震災時と似た過ちがふたたび繰り返されています。今こそ震災の悲劇から学ばなければなりません。
重要なのは、過度に恐れるのではなく、「正しく」恐れること。そのためには当然、起きている事態を正しく知る必要があります。震災直後から原発問題に真摯に向き合い続けてきた著者が提起するのは、正しい知識をもってリスクと向き合い、ときにはそのリスクを受け入れるという生き方。「いのちを大切にする」、「ほんの少しでも危ないと思われることはしない」、こういった一見当たり前のスローガンに潜む欺瞞と錯誤を、いのちとリスクの観点から哲学的に明らかにし、混迷の世を「しなやかに生き抜く」すべを探ります。

「知識を得ようと努めてみること、それこそが、[...]どんなときでもしなやかに生き抜いていく力を得るひとつの道程なのではなかろうか。」(「まえがき」より)

目次

カート

カートに商品は入っていません。