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ウィトゲンシュタイン家の人びと~闘う家族~(中公文庫 ウ12-1)
アレグザンダー・ウォー
著
発行年月 |
2021年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
571p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784122070530 |
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商品コード |
1032886781 |
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NDC分類 |
288.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年05月5週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2021/06/06 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032886781 |
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著者紹介
アレグザンダー・ウォー(著者):アレグザンダー・ウォー
一九六三年生まれ。曽祖父は文芸評論家のアーサー・ウォー、祖父は国民的作家のイーヴリン・ウォー、父はコラムニストで母も作家という一族で、自身の系譜について書いた Fathers and Sons が高い評価を呼んだ。Mail on Sunday や London Evening Standard でオペラ批評を担当し、各国で翻訳された『クラシック音楽の新しい聴き方』などの著書がある。
塩原通緒
一九六六年生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。主な訳書に、ピンカー『暴力の人類史』(共訳)、プフナー『物語創世』(共訳)、リース『私たちが、地球に住めなくなる前に』、クリスタキス『ブループリント』(共訳)ほか多数。
内容
ウィーンで最も裕福で常軌を逸した一族の、二度の大戦をはさむ百年を、天才哲学者ルートウィヒ(五男/1889~1951)と、「片腕のピアニスト」パウル(四男/1887~1961)を中心に描いた傑作評伝。
ブラームスやマーラー、クリムトらが出入りする華やかなウィーンの邸宅で、強権的な父親のもと家庭内で教育を受けて育った8人きょうだいは、みな人づきあいが不得手で自殺願望に取り憑かれていた。
それぞれが長じて発揮する浮世離れした変人ぶりと才能の煌めき、相互の確執、ナチスとの攻防、そして『左手のための協奏曲』作曲時のラヴェルら芸術家の素顔まで、エピソードに満ちた破格の家族史。