【MeL】発達心理学15講 第3版
高橋 一公, 中川 佳子 著
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内容
目次
はじめに 第1部 発達心理学の基礎と理論 第1講 発達心理学の基礎 1節 発達の概念 1.発達とは何か 2.発達の原理 3.遺伝と環境の問題 4.環境の影響 5.発達研究の意味 2節 人間発達の特殊性 1.成長期間の長さ 2.進化の方向性 3.生理的早産と二次的留巣性 4.初期経験と行動の発達 5.生命の延長 3節 発達段階と発達課題 1.発達の区分と発達段階 2.発達の課題 3.一般的な発達区分と特徴 コラム① 氏か育ちか 第2講 発達心理学の理論Ⅰ:成長・成熟の過程 1節 学習理論からみた発達 1.成熟と学習 2.学習の型 3.初期学習 2節 認知発達理論 1.ピアジェの認知発達理論 2.ヴィゴツキーの認知発達理論 3節 社会的関係の中での発達理論 1.愛着理論 2.生態学的システム理論 コラム② ハイイロガンのマルティナ:ローレンツの比較行動学 第3講 発達心理学の理論Ⅱ:発達のプロセスと発達課題 1節 エリクソンの心理社会的発達理論 1.エリクソンのライフサイクル論 2.ライフサイクルにおける課題と危機 3.第9の段階 2節 ライフサイクルとライフコース 1.ライフサイクルの考え方 2.家族周期 3.ライフコース 4.エルダーとクローセンのライフコース論 3節 中年期以降の発達に関する理論 1.成熟期以降の発達の考え方 2.先人たちの示唆 3.活動理論と離脱理論 4.老年的超越 コラム③ エリクソンの第9段階 第2部 発生から第二次性徴までの変化 第4講 胎生期から新生児期まで:個体の発生 1節 個体発生のメカニズム 1.受精から誕生まで 2.性の分化 3.神経細胞の形成 2節 胎児への環境からの影響 1.アルコール 2.タバコ 3.内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン) 4.エピジェネティックス 3節 誕生と新生児の特徴 1.新生児の特徴 2.原始反射 3.マザリングと新生児微笑 コラム④ 出生前診断 第5講 乳児期の発達:個性の発現 1節 乳児期の特徴と身体的発達 1.乳児期の特徴 2.乳児期の身体的発達 2節 乳児期の認知的発達 1.視覚 2.聴覚 3.その他の感覚 4.感覚間の協応 5.記憶能力 3節 対人関係の始まりと母子関係 1.愛着の形成 2.他者とのやりとり コラム⑤ 児童虐待(Child abuse) 第6講 幼児期の機能と発達:基本的生活習慣の獲得 1節 生活習慣 2節 知能と認識の発達 1.知能とは 2.知能の測定 3.知能の発達 4.幼児期の認知の特徴 3節 情動の発達 1.情動とは 2.情動の発達過程 コラム⑥ 非認知能力 第7講 幼児期の社会性:集団生活の始まり 1節 ことばの発達 1.ことばとは 2.前言語的コミュニケーションの発達 3.音声言語の発達 4.語彙の発達 5.単語から文への発達 2節 社会性の発達 1.親子関係から仲間関係へ 2.社会性の発達 3.心の理論 4.遊びの発達 コラム⑦ 社会脳 第8講 児童期の発達:他者との関わりを通して 1節 児童期の身体的変化と特徴 1.身体的発達 2.運動機能の発達 2節 学校生活の始まり 1.学習の始まり 2.思考の発達 3.道徳性の発達 3節 対人関係の発達 1.遊びの発達 2.対人関係の発達 3.社会的スキルの発達 コラム⑧ 自己肯定感 第9講 乳児期から幼児期に生じる発達に関わる問題:発達障害 1節 発達障害 1.発達障害とは 2.知的能力障害 3.コミュニケーション症(コミュニケーション障害) 4.自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害) 5.注意欠如・多動症(注意欠如・多動性障害) 6.学習症(学習障害) 7.運動症(運動障害) 8.発達障害による二次的障害 2節 胎児期から新生児期に起こる発達上の問題 3節 合理的配慮とユニバーサルデザイン コラム⑨ 発達障害者支援法と特別支援教育 第3部 疾風怒濤の時代 青年期から成人前期 第10講 青年期の特徴と自我同一性の獲得:己を知ること 1節 身体的成熟と精神的未成熟 1.青年期の身体的成熟 2.青年期の認知的発達と第二反抗期 3.青年期の終了 2節 アイデンティティの獲得と危機 1.アイデンティティとは何か 2.アイデンティティの拡散とモラトリアム 3.アイデンティティ・ステイタス 3節 青年期の人間関係と恋愛 1.思春期・青年期の友人関係 2.友人関係の特徴 3.現代青年の友人関係の希薄さ 4.青年期の発達課題と恋愛 5.青年期の恋愛意識 コラム⑩ 性同一性障害と LGBT 第11講 青年期から成人期へ:キャリア発達と社会生活 1節 成人期の発達課題 1.成人期の発達課題と自己 2.現代社会における成人期の課題 2節 職業選択と社会生活の開始 1.キャリアとキャリア教育 2.スーパーのキャリア発達の理論 3.その他のキャリア発達理論 4.現代の就職事情 5.就労における男女間の差 3節 家族の形成と社会的役割の獲得 1.家族とは 2.家族の形成と青年 3.家族の発達と役割の変化 コラム⑪ キャリア・カウンセリングとは 第12講 青年期以降のメンタルヘルスと精神保健 1節 思春期・青年期の問題行動 1.青年期の問題行動 2.学校における問題行動の現状 2節 青年期の発達と精神病理 1.青年期の不適応状態 2.現代の青年期における精神病理 3節 成人期の危機と職場のメンタルヘルス 1.職場不適応とその背景 2.ストレスとバーンアウト 3.職場におけるメンタルヘルス コラム⑫ 新型うつ病 第4部 喪失の時代から超越へ 第13講 中年期の発達と危機:人生の正午 1節 中年期の発達課題 1.中年期とは 2.中年期の発達課題 3.レビンソンのライフサイクル論 4.中年期の課題と危機 2節 中年期のライフイベント 1.子どもの独立 2.中年期と社会 3.中年期以降の夫婦関係 4.定年退職と家族関係 3節 老いの兆候 1.中年期・老年期の特徴 2.中年期の生理的特徴 3.中年期の健康と疾患 4.そして老年期の発達課題 コラム⑬ 熟年離婚 第14講 エイジングと心理的変化:「老い」への対応 1節 老いの特徴 1.身体・生理的変化と特徴 2.知的側面の変化と特徴 2節 老年期のパーソナリティと適応 1.老年期のパーソナリティ 2.老年期の適応 3.老年期の適応と適応要素 3節 老年期の不適応と障害 1.老年期の精神障害と問題 2.老年期の精神障害の特徴 コラム⑭ おばあちゃん仮説 第15講 「死」への対応:死に対する態度と準備 1節 死に対する態度の発達 1.日本人と死 2.死に対する態度の発達 3.子どもと死 4.青年期と死 2節 死の受容 1.死の準備教育 2.終末期と緩和ケア 3.死の5段階説 3節 残されたものの悲嘆 1.死と生の合間 2.悲嘆のプロセス 3.グリーフケアの重要性 4節 幸福な老いと最期 1.幸福な老い 2.死とは何か コラム⑮ ホスピスとビハーラ 引用・参考文献 人名索引 事項索引
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