ホーム > 商品詳細
書評掲載
丸善のおすすめ度

数の発明~私たちは数をつくり、数につくられた~

ケイレブ・エヴェレット  著

屋代 通子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,740(税込)         

発行年月 2021年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p,33p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/数学/数学一般・その他
ISBN 9784622089643
商品コード 1032934155
NDC分類 410.2
基本件名 数-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年06月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/06/12、読売新聞 2021/07/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032934155

内容

“なぜ人類だけが、どこまでも数を数えられるのか。それは、ヒトが生得的に数の感覚を持っているからだ”――数は、私たちの思考に深く根付いている。だからこの説明は、一見するともっともらしい。
しかし、アマゾンには数を持たない人々が暮らしている。幼少期、宣教師の父とともにこのピダハン族と暮らし、人類学者となった著者によれば、数は車輪や電球と同じ「発明品」であるという。
「数の感覚」がまったく存在しないというわけではない。ピダハン族や乳児の調査によれば、彼らは数についてごく限られた感覚を持つ。人類は長い間、この曖昧な感覚だけで生きてきたのだ。
そして私たちも、幼い頃は数のない世界を見ていた。今、数がわかるのは、かつて発明された数体系を受け継いだからこそである。各地の言語には、身体やさまざまな物を足がかりに発明が起きた跡が残されている。そしてピダハン族のように、発明が起こらなかった例も存在する。
「わかったのは、ピダハンについてではなく、人類すべてに関することだ」。考古学、言語学、認知科学、生物学、神経科学に散らばる手がかりを横断し、数の発明の経緯を探り、その影響を展望する書。

目次

カート

カートに商品は入っていません。