マルクス・ガブリエル（著者）：マルクス・ガブリエル(Markus Gabriel)
ボン大学教授。主な業績(邦訳)：『新実存主義』(岩波新書)、『全体主義の克服』(集英社新書)
イマニュエル・ウォーラーステイン（著者）：イマニュエル・ウォーラーステイン(Immanuel Wallerstein)
イェール大学上級研究員．2019年没．主な業績(邦訳)：『近代世界システム』(I-IV巻、名古屋大学出版会)、『新版 史的システムとしての資本主義』(岩波書店)
ナンシー・フレイザー（著者）：ナンシー・フレイザー(Nancy Fraser)
ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ教授。主な業績(邦訳)：『再配分か承認か？』(アクセル・ホネットとの共著、法政大学出版局)、『正義の秤(スケール)』(法政大学出版局)
アクセル・ホネット（著者）：アクセル・ホネット(Axel Honneth)
コロンビア大学教授. 主な業績(邦訳)：『承認をめぐる闘争』(法政大学出版局)、『自由であることの苦しみ』(未來社)
ジョン・ベラミー・フォスター（著者）：ジョン・ベラミー・フォスター(John Bellamy Foster)
オレゴン大学教授。主な業績(邦訳)：『マルクスのエコロジー』(こぶし書房)、『裸の帝国主義』(こぶし書房)
大河内 泰樹（著者）：大河内泰樹(おおこうち・たいじゅ)
京都大学大学院文学研究科教授．主な業績：Ontologie und Reflexionsbestimmungen (Königshausen & Neumann, 2008)、マルクス・ガブリエル&スラヴォイ・ジジェク『神話・狂気・哄笑』(共監訳、堀之内出版)
斎藤 幸平（著者）：斎藤幸平(さいとう・こうへい)
大阪市立大学大学院経済学研究科准教授．主な業績：Karl Marx's Ecosocialism (Monthly Review Press. 邦訳『大洪水の前に』堀之内出版)、『人新世の「資本論」』 (集英社新書)
ガエル・カーティ（著者）：ガエル・カーティ(Gaël Curty)
フリブール大学主任研究員。主な業績：«Critiques contemporaines du capitalisme» (La Revue du MAUSS, No. 51)

なぜ資本主義は暴走するのか。マルクス・ガブリエル、ウォーラーステインら世界の知識人が、欲望、市場、ジェンダー、構造的危機、エコロジーなどの論点から危機の原因と克服の可能性を語る。『思想』で好評のインタビュー・シリーズに、ガブリエル、J.B.フォスター(2020年ドイッチャー記念賞受賞)を加え書籍化。聞き手=大河内泰樹、斎藤幸平、G.カーティ。