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消された信仰~「最後のかくれキリシタン」-長崎・生月島の人々~(小学館文庫 ひ18-1)

広野 真嗣  著

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価格 \726(税込)         

発行年月 2021年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 283p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/キリスト教
ISBN 9784094070156
商品コード 1033001047
NDC分類 198.221
基本件名 キリシタン
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年06月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/07/10
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033001047

内容

世界遺産から黙殺された島の「祈りの記録」

250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てようとしたのが、2018年に日本で22番目の世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。

ところが、PRのために長崎県が作ったパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンが暮らす島」の存在がこっそり消されていた。

その島の名は「生月島(いきつきしま)」。

今も島に残る信仰の姿は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈り、西洋画と全く違う筆致の「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画……取材を進める中で、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ――。

第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

文庫版解説・島田裕巳氏(宗教学者)

【編集担当からのおすすめ情報】
「かくれキリシタン」を描いた作品では、作家・遠藤周作氏の小説『沈黙』があまりに有名です。

“弱き転び者”に寄り添う作品を世に送り出した遠藤氏は、生月島で信仰を守り続ける人たちをどう見ていたのか。この点についても、著者は意外な事実を明らかにしていきます

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