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交流分析の根底に流れるもの~クロード・スタイナーの思想~
クロード・スタイナー
著
楯 エリナ
翻訳
白井 幸子
監修
発行年月 |
2021年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
15p,206p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784414414776 |
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商品コード |
1033004250 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年06月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033004250 |
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著者紹介
クロード・スタイナー(著者):Claude Steiner|交流分析の創始者であるエリック・バーンとともに交流分析の発展に貢献。2017年死去
楯 エリナ(翻訳):ライ スポーツジャパン代表取締役
白井 幸子(監修):ルーテル学院大学名誉教授、臨床心理士、最決断療法士、国際TA協会正会員、日本交流分析学会認定交流分析士・研修スーパーバイザー
内容
クロード・スタイナーは交流分析の創始者であるエリック・バーンの最も早い時期からの弟子であるとともに、同僚であり、親友でもあり、「人生脚本」「ストローク経済の法則」などの理論の創出により、交流分析の発展に比類なき貢献をしてきた。
本書はスタイナーの晩年に書かれた本であり、特に以下の4点について強調し、なぜこれらの点を重視するに至ったか、その背景をも興味深く語っている。
1.ストロークに基づく愛の強調
2.「感情表現能力」の強調
3.自由で民主的な社会をめざす交流分析の役割
4.実証的な交流分析を目指す必要性
本来自由であるべき人間の精神と心理が、我々の生きる時代の家父長的封建主義社会の中で抑圧され、時に激しく苦しむことになるのだが、この4点を重視して行われる交流分析が、この抑圧された精神を開放し自由にするのに大きな役割を果たす。
スタイナーが晩年に行きついた、この時代に即した交流分析と、その根底に流れるものを深く理解するための1冊。
*2009年に出版された The Heart of the Matter: Love, Information and Transactional Analysis を、日本向けに大幅に加筆修正したオリジナル版