丸善のおすすめ度
世界最速ビジネスモデル~中国スタートアップ図鑑~
井上 達彦,
鄭 雅方
著
発行年月 |
2021年05月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
413p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/経営学/各国の経営事情・経営史 |
---|
|
|
ISBN |
9784296000135 |
---|
|
商品コード |
1033032823 |
---|
NDC分類 |
335.222 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2021年06月2週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2021/06/19 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033032823 |
---|
著者紹介
井上 達彦(著者):早稲田大学 商学学術院 教授。1992年横浜国立大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(経営学)。広島大学社会人大学院マネジメント専攻助教授、早稲田大学商学部助教授(大学院商学研究科夜間MBAコース兼務)などを経て、2008年より現職。2003年経営情報学会論文賞受賞。独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェロー、早稲田大学産学官研究推進センターインキュベーション推進室長などを歴任。専門はビジネスモデルと事業創造。著書に『模倣の経営学』『模倣の経営学 実践プログラム版』『ブラックスワンの経営学』(日経BP)、『ゼロからつくるビジネスモデル』(東洋経済新報社)などがある。
鄭 雅方(著者):早稲田大学 商学学術院 助手。2009年台湾台北市立大学音楽学部卒業。台湾、中国で勤務の後、日本へ留学。2016年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。在学中に中国進出コンサルティング会社やスタートアップでアクションリサーチを行い、中国のIT・スタートアップに関するメディアの立ち上げに携わる。2019年より現職。中国のスタートアップを中心に研究。
内容
こんなに凄い「勝ちパターン」があった!
中国スタートアップ企業の「成長のロジック」を徹底図解。
1%の可能性を1億倍に成長させる、中国起業家の発想はヒント満載。
ビジネスモデル研究の第一人者が、中国スタートアップの研究者と組み、
アリババやテンセントはもちろん、それに続くスタートアップ企業の「最速の勝ちパターン」を解説。
成功や失敗の因果関係を整理するシステムシンキングや、
ビジネスモデルを見える化するピクト図解を使って、
世界最先端の起業実験場となった中国のエコシステムを圧倒的にわかりやすく説明します。
快看漫画――スマホから生まれたヒット連発の漫画エコシステム
So-Young――「整形日記」公開で美容外科の世界最大プラットフォーム誕生
VIPKID――中国の子供とアメリカの英語教師をマッチング
ピンドゥオドゥオ――SNS共同購入でアリババ超えの神速成長
バイトダンス――TikTokはニュース配信のアルゴリズムから生まれた
メイトゥアン――ありとあらゆるサービスを提供するスーパーアプリ
シャオミ――スマホメーカーからネットサービス企業へと進化
テンセント――模倣戦略からオープンプラットフォームへ
アリババ――あらゆるビジネスの可能性を広げる力になる
「中国のスタートアップ事例は、ビジネスモデルイノベーションにうってつけの題材です。
理想的な環境で行われた自然実験のようなものであり、
大胆なアクションとその帰結を観察することができます。
同じ環境を日本で整えられないにしても、そこから得られる知見は豊かなのです。
しかも、ビジネスモデルを取り巻く産業レベルにまで目を向けると、
スタートアップに理想的な経済環境も読み取ることができます。
どのような技術インフラ、経済インフラ、ならびに市場環境が揃えば、
スタートアップは成長軌道に乗りやすいかも見えてくるのです」
(「あとがき」より)
◎目次
第1部:事業レベルの急成長の論理――好循環を生み出すビジネスモデル
第2部:全社レベルの急成長の論理――企業価値を高めるビジネスモデルの展開
第3部:エコシステムの急成長の論理――「緩やかな連携」と「緊密な統合」
まとめ:史上最速成長の理由――中国スタートアップを支えるミクロとマクロの好循環